隆の導火線

隆の導火線

ほとんどトランペットかロードバイク、料理の話。

新しい相棒


先日出会った新しい相棒と今日からタッグを組むことにしました。
まことに遺憾ながら、これまで3年間も付き合ってきた相棒とはサヨナラです。
でも、ときどき浮気するかもね(笑)


新しい相棒は、Bachの2Cのゴールドプレートです。


あ、ここからはかなりマニアックな話で突き進んでいくので、ついていけない人は読まなくてもいいですよ(笑)


これまでの相棒はBach1 1/4Cを使っていました。
高2の秋にアンコンで使うために買ったものですが、かなり気に入ってたんですね。
アメリカのオケでよく使われるモデルで、明るく華やかな音が出ます。
リム内径がかなり大きいほうのマウスピースにもかかわらず、音域に関しては申し分ないくらい。
リム内径のせいでCというカップにもかかわらず大きめのカップのため、息もたくさんはいり俺の奏法にあったマウスピースだったと断言できます。
 

それがなぜ変える気になったのか。


それはひとつに、楽器の見た目があります(笑)
今年に入って楽器の一部を金に変えたんですが、それがみんなから「マウスピースが金だったらかっこいいのに、それじゃダサい」という指摘をたくさん頂きまして。


それから先日の日記に書いたとおり、買ってもらえるあてがあったこと。
これは金欠の大学生にとってはいい話ですよね。
お金って言うのは思ったより壁になります。
それがなくなれば、もともと欲しかったものなんて手に入れるのは当然。


そして最後はなにより、その音です。


これまでのマウスピースは、音が明るく華やかという特徴がありますが、同時に欠点もありました。
音が開きやすく、ぺらぺらしやすい。
これはこの大人数のウインドの中では致命的になりかねません。
はっきり言って、浮きます。


「もっと溶け込む音を」というコンセプトのもとに見つけたのがこのBach 2Cです。
これは少し華やかさに欠ける印象がありますが、その華やかさを適度に残しつつやわらかくふくよかな音色を混ぜることが出来ます。


少しリム内径が小さすぎるのが欠点ですが。
これまで使ってた1 1/4Cのリム内径は17.0mmですが、それより1段階小さいこの2Cは16.5mmです。
ほんとはその間ぐらいの16.7mm程度のリム内径をもつマウスピースが理想的だったんですが、マウスピースをBachに固執する俺としてはその選択肢がないのでした。
SchilkeやYamahaもそのサイズは少なく、ちょうどいいのといったらDenis Wickぐらいしかなさそうでした。
まぁBach以外は興味ないけど。


こう語りまくっちゃいましたが、結局2Cにしたというわけです。
さらに買うときに銀メッキのと金メッキのを吹き比べてみたんですが、これも全然違いますね。


金メッキはすぐに分かります。
滑らかな口あたりと深くやわらかい音色、それでも明るさを失わない。
日本酒かっつーの!っていうツッコミを自分でも入れたくなりましたが、事実なんです。


値段が倍ぐらいになっても買う価値はある。
見た目だけじゃなくて(笑)


ふぅ。
語った語った。


あ、今日の話。
2限からでも、寝坊しなくても、遅刻するときゃする。


明日は実験だから早めにいこう。
あ、教科書買い忘れた(´・ω・`)