新技開発
今日はウインドのパート練習でした。
ところで今回、「ローマの祭り」という曲の練習をしているわけですが、それに「フラッター」という技術が出てくるんですね。
吹奏楽を知らない人のために解説しますと、「フラッター」というのは巻き舌をしながら楽器を吹く奏法です。
さらに巻き舌を知らない人のために解説しますと、「巻き舌」というのは「らららら…」と高速に舌を振動させる音声です。たとえば、不良が「あぁん、んだコラァ!?」の最後のら行に当たります。
楽器を吹く際にこのフラッターを適用しようとすると、舌の震動が抵抗となってしまい思うように息のスピードが出ず、音が出ません。
または、高音域になると口の容積が小さくなるため、十分に巻き舌ができず、きちんとしたフラッターになりません。
某俺のラッパのタメが言ってました。
舌がうちわのように動くから、それによって息のスピードが上がり、高い音が出る。
そいつはフラッターの方が高音がでやすいようです。
でもそんなの絶対ありえねぇ(´・ω・`)
そして俺はそれができないにもかかわらず、多くの楽曲で出てくるこの「フラッター奏法」、これまではなんとかなると楽観して敬遠してきました。
が。
今回は本気でマスターしようと。
というわけで、今回のパー練の空き時間、屋外で個人練にはげんでいました。
俺は考えた。
回転しながらやってみたらできるのではないか?
「回転することにより、その遠心力で息のスピードを高め、さらに『ヘリコプター』をイメージすることでフラッターの持つイメージを具体化する」
見事に成功。
立ってぐるぐる回りながら吹くことで、フラッターを吹く事が出来ました。
音がまだ汚いけど。
目が回るけど。
…変態っぽいけど(´・ω・`)
外を歩いている一般人にガン見されました。
俺、負けない。
そしてこれのもう一つの難点、演奏会では使えない。
演奏会の最中に回れるはずがない。
回らなくてもできるように練習しなくては。
「ハリケーン・フラッター」と名付けてみました。
字面はカッコいいが、やってみるとかなり…