隆の導火線

隆の導火線

ほとんどトランペットかロードバイク、料理の話。

Winter Recital 2008


シャックスの引退ライブがありました。
トランペット吹きにはこれ以上ない過酷な選曲で、もうとりあえず疲れた。
そして楽しかった。


1年の三田祭で、世田谷時代にお世話になった某K先輩という方のライブを見たんですよ。
その時の衝撃はなかなか忘れないですね。
「こういう音楽もあるのか!」みたいな。
すごい楽しそうに演奏してるのが印象的でした。


それから暫くは軽音のサークルもやってたし、ウインドも忙しかったしで何もしてなかったんですが、1年の3月、ついにK先輩の紹介によりシャックスのライブに乗ることになりました。


シャックスでは、新入生は5月に二つのバンドに分かれます。
それぞれがバンド名を考えて、この3年のリサイタルで解散するまでずっと同じバンドで演奏し続けます。


そんな中、俺が加入したのはUnforgettable Gig、通称アンギグという、なんか変な名前のバンドでした(笑)
てかバンド名にしちゃ長くね?略しても変だし、そもそも意味的にバンドじゃねーじゃんとか思いましたよね。
今では素晴らしいバンド名だと思いますが。


学年のバンドが二つある中で、こっちを選んだのにはちゃんとわけがあります。
こっちの方がホーン隊がアツいし、楽しい音楽ができるよ!と。
もちろんもう片方のバンドにも魅力はあるのですが、俺としては「楽しんで演奏したい!」という気持ちが強かったので、アンギグを選びました。


そこから2年間、忙しくてあまり練習にも出られず、ライブに出ないことすらありましたが、こうして続けてこられました。
正直、「おいしいとこ取り」してたみたいでちょっとばつが悪い。


でも、やっぱり思ったとおり、すごい楽しいバンドでしたよ。
演奏自体が正直楽しくてしょうがない。
みんなで本気で遊んでるとき、みたいな感じ。
らっぱ吹きとして心行くまでパワフルに吹ける環境も魅力的でした(笑)


バンドのみんな、本当にありがとう。
楽しいGigでした。


これからは少し肩の荷も下りたような気分です。
ライブもないしね。
で、下ろしたとたんに研究室とかの新たな肩の荷を背負うんですね。


あることの終わりは新しいことの始まり。いつでもね。