化学者としての自分
昨日の日記で「明日は実験止めてES書く」とか言いましたが、結局少しばかり実験してしまい、取り掛かったのは午後でした。
そんなこんなで。
今日は「研究概要」に着手しました。
文系の人はないとは思うのですが、理系の研究職だとあるところも多いのではないでしょうか。
自分の研究内容を書いて、ESに添付する。
大体A42枚ぐらいが相場のようです。
大体どこの企業でも「技術面接→人事面接」の流れが普通なようで、技術で結構切るところが多いんですよね。
むしろ、技術が通れば次の最終は大体通る、なんてところもあるぐらいで。
大学生なら「大学の間、何をどんなふうに頑張ってきたの?」って聞かれるところを、「研究室では」に換える感じです。
そんな理系にとってのESみたいなものを書くのが難しい。
ていうか、書いてて思った。
俺、研究者としてマジしょぼいな…(´・ω・`)
自分で言うのもなんですが、俺は人間としてはある程度自信があります。
大学で色んな人と話して広い心を得られたし、サークルの代表を経験してリーダーシップや深く考える能力を得た。
トランペット吹きとしても、数えられないほどの努力と、それに見合う実力を持っている自負がある。
だけど、研究者、特に化学者としての自分はどうだ?
先輩の面接で聞かれたこと一覧の中に、「あなたのケミストとしての強みは何ですか?」とあった。
はっとした。
全然思い浮かばない。
考えても自分の秀でているところなんて思い浮かばず、情けない気持ちになってくる。
俺には、積み上げてきたものが少なすぎる。
今年から有機合成を始めて、右も左もわからずただ突っ走ってただけなのかなあ。
知識や経験ももちろん、努力も足りてないように感じてしまう。
つまり、自信が全くない。
これが問題だ。
これから研究者としての自分のいいところ、探してあげよう。
ゆっくり探す時間はないけれど、自分に自信を持てるくらいには。