バック・トゥ・ザ・フューチャー in Concert
去年の話になってしまうんですが、非常に感動したので備忘録として書いておきます。
ていうか伏線です。別に書きたい日記があるのですが、これを先に書いておかないと…
…ということで、時は遡り 2015年秋。
2015年10月21日は、バックトゥザフューチャー2で主人公がタイムスリップした未来の世界だそうで、かつ初作から30周年記念だそうです。
それで、去年の11月に友人にコンサートに誘われました。
今年は記念なので、全編バックトゥザフューチャーのコンサートをやるらしい。
彼女を作って見に行く予定だったけど、結局彼女ができなかったのでチケットが余ってしまったから一緒に行かないか、と。
バック・トゥ・ザ・フューチャーと言えば、大学3年の夏に吹奏楽サークルで演奏した、思い出のある曲だったし、何よりその日は暇だったので快諾しました。
場所は日本最大のコンサートホール、国際フォーラム ホールA。
席数5,012ってちょっと広すぎますよね…
普通、大ホールって大きくても2,000席ぐらいだと思うんですけど、倍以上ある。
アリーナレベルの大きさです。
横浜アリーナの固定席が6,000なんで、割と規模感近いですかね。
いや、にしてもでかい。
話がそれました。
当日国際フォーラムに行ってみると、凄い人だかり。
なんだなんだと近づいてみると、こんなのがありました。
おお、デロリアン…!
2015年にやってきたタイムマシンです。
よく見ると、次元転移装置もきちんと作りこまれています。
そして、いざホールに行くと、あれ…?
画面がある…?
隣の席の友人に聞いてみると、どうやら映像も同時に流すのではないか、とのこと。
印象的なシーンと音楽を同時に流すのはよくある事、と。
ファンタジアとか。
ほーん。そういうものね。
まあ言われてみれば、映画音楽だし、そういうほうが盛り上がるかもね。
そう思って、いざ始まってみると…
まず、映画会社である「ユニバーサルスタジオ」のロゴが流れます。
生演奏で。
すげえ、ここから演奏するのか…
そして、普通に映画が始まっていきます。
初めは、時計の「カチコチ…」という音と、続くアラーム。そしてセリフ。
え、普通に映画なの?どういうこと?
混乱していたけれども、どんどん映画が進む。
生演奏とともに。
15分ぐらいして、「もしかしてこれ、全編やるんじゃね?」と感じ始めます。
しかし、まさか演奏会が映画ぶっ続けとか、あり得るのか…?
そんな思いをよそに、どんどん映画が進みます。
1時間あたりで、休憩に。
休憩中は、友人と興奮気味に「これ、凄くね?」と話したのを覚えています。
そして休憩明けはすぐには映画は始まらず、バック・トゥ・ザ・フューチャー2の主題曲を演奏します。
確かにいきなり映画が再開するのもどうかとは思いますが、わざわざBTTF2から曲もをって来るこの演出はニクイ…
そして後半の盛り上がってくるところもばっちり。
過去から現在に帰る時、雷が落ちる瞬間に音楽が途切れることろもぴったり。
え、もしかして最後のJohnny B. Goodeもエレキギター弾いたりしちゃうの?…とおもいましたが、さすがにありませんでした(笑)
終わった後は観客総立ち。
大興奮でした。
やはり生オケは素晴らしい臨場感がありますね。
音もそうですし、視覚的にも「この楽器はここでこんな演奏をしていたんだ!」っていう発見もあります。
欠点があるとすれば、映画の盛り上がるシーンはだいたい音楽も盛り上がっているので、映画に集中していると音楽まで集中できない、ってことですかね。
あれ、いつの間にか曲が始まってる!とか、盛り上がってきたシーンでハッとなるとか結構ありました。
映画かオーケストラ、どっちを見たらいいかわかない!という贅沢な状況。
もったいないとは思いつつも、それも含めて楽しめます。
そして何より、画面のすぐ下にオーケストラがいるという状況。
この絵だけで感動できます(笑)
すばらしい。あるようでなかったこのエンターテインメント。
絶対これから流行ると思うので、是非行ってみるといいと思います。
そして、公演が終わった後にはサプライズ発表が。
2016年8月、インディ・ジョーンズとE.T.でも同じコンサートが開催決定!
その日の21時から、先行受付開始。
もう、興奮さめやらないまま次の興奮ですよ。マジか!と。
終わった後、友人と興奮しながら居酒屋に行き、21時を待ちます。
21時直前で最初のビールが運ばれてきましたが、それどころではない。
ビールには口も着けず、とりあえずスマホをポチポチして21時からの先行販売に駆け込みます。
そして、インディ・ジョーンズの公演チケットを即購入。
感想はまた次の機会に。。