総会
今年もやってまいりました、ウインドの代替わりの季節です。
幹部候補の二年生が2時間みんなに質問攻めを受ける、あの会ですよ。
懐かしいです。
俺も2年前はあの幹部候補の席に座って、たくさん質問を受けてたのですね。
とても緊張して、あんまり喋れなかったような気がする。
頭の中が真っ白になって、それでも頑張ったような。
「通過儀礼」とか「無駄な二時間」とか言う人も多いです。
じっさい、こんな質問して何の意味がある?なんて質問も多いと思います。
まぁ今年も含めて、そういう質問は絶えることがないでしょう。
そんな総会ですが、大きくはその準備に意味があると思います。
どんな質問が来てもいいように、しっかり考えて対策を練る。
幹部候補以外の人たちは、声明文を読んで今後のウインドがどうなっていくのかを考える。
特に幹部候補は、この時のために何百時間と考えを巡らせるわけです。
あるはずのない答えを求めて、というとどうにも臭いけど、そんな感じ。
そうして考えたことは総会だけじゃなくて、その後の一年間、そしてもっと先まで生きてくると思うんですよ。
決して無駄な時間だとは思わない。
こうしてやりすぎなぐらいガチガチに形式ばった会を開くことで、みんなが真面目に団について考える。
だからこそ、ウインドの方向性は毎年見失わない。
そうやって方向性を修正していく、確認作業であればいい。
…と思ったのですが。
今年の総会は、ちょっと見ていてひどかったですね。
まあここに書くのもどうかとは思うのですが、まあこんなの見てる人はみんな感じたと思うので。
今の幹部候補が、ウインドに対する考え方があまりに浅すぎる。
考えを巡らせた時間が短く、考えをぶつけ合った人が少ないのがbarebareな答弁でした。
就活の面接で志望動機を聞かれて、「ちょっと考えたいので、時間をください…」とか言っちゃうレベル。
いやもう、どうなのかと。
ハラハラしましたが、無事みんな幹部になれて何よりです。
ホッとしつつも、彼らには少し考え直してほしいものです。
いずれにせよ、これから一年はそのメンバーで頑張るわけだ。
俺は卒業してしまうけれども、気になるしちょくちょく聞いてみるか(笑)
なんか叩いてばっかだったから少しフォローを入れておくと、幹部候補(もう幹部になったけど)の言葉で
「演奏会とは、これまでの時間を昇華させる場である」(改変あり)
みたいな事を言ったんですよ。
確かにアマチュアはそうだよね。
練習して練習して、そこで積み上げてきたものを一気に形にする場というか。
その積み上げていくものを大きくすることが、演奏会を素晴らしくする手段である、とまあそういうことを言っていたわけです(たぶん…少なくとも、俺の中では)
アマチュアの本番って、それまでの練習が大変だったとか、みんなと練習した思い出だとか、これまで頑張ってきたこととか、そういうのが全部詰まってるからこそ素晴らしいと思うんですよ。
決してうまくなくても、その努力とか、積み上げた思いが伝わってきて、そういうことに感動を覚えると思うんですね。
代表の言葉、素晴らしいと思いました。
収拾ついてない!終わり!