スーツの買い方
昨日はあいぽんのアプリで日記を書いて投稿したはずだったんですが。
今日見たら更新されてなかった。
くそおおお!
今更昨日のくだらない日記を書く気にもなれないし、ほっておきますか。
しょぼん。
ところで、今日はAOKIにスーツを買いに行ってきました。
一着しか持っていなかったので、連日で使うときなんか汚れたら換えがないと困ると思って。
あと、コートも欲しかった。
そんなところに、AOKIの新春初売りフェアですよ。
先着限定5名にスーツ3万円引き券をくれたり、一日5着限定で9割引のスーツやコートがあったり。
別に先着じゃなくてもチラシには半額券が。
これはなかなか太っ腹じゃないか。
意気揚々と開店15分前に店に行きました。
すると、二人ぐらいしか店の前に居ない。
まあこんなもんかなーと思って並んでいると、上記のスーツ割引券をくれました。
開店後、まあすぐに安くなっている5着限定コートを取りに行き、店員さんと話して就活にも使えそうな奴を選ぶ。
次いでその店員さんとスーツを選びました。
3着ぐらい出してもらって、まぁそれぞれ割と良かった。
しかし高い。
安いので4万5千円、高い方は6万。
まあまあまあまあ。
でも割引券もあるし、着心地の良い6万のスーツにしました。
3万円で買えるしね。これぐらいならまあ相場の範囲内かと。
それで、いざ会計に向かったわけですよ。
そこでハプニング発生。
最初に選んだコートが、限定9割引のコート(29800→2980円)じゃない。
2万円の普通のコートでした。
まあ半額券があったので1万円まで割引かれるのですが。
不覚っ…
店員さんに、「あ、これって違ったんですかー!参ったなー!5着限定だし、もうないですよねぇ?」みたいなことを言ってたら、店員さんが
「あ、じゃあさらに半額にしておきますねー。気持ち限定の方に近づけるってことで」
と。
何ぃ!?
喜ぶより先に、正直疑ってしまいましたよ。
どれだけ適当な値段設定なのかと。
だって、半額の半額でも十分な儲けが出るってことですよね?
まあお高いスーツは買いましたけど。
最初からやたら太っ腹な割引券をちらつかせて、さらにこの値引きですよ。
もうね、どれだけ定価が高いのか。
結局8万円相当のものを、3万3千円で買って帰りました。
さらに1000円分のポイントと2000円分の割引券。
これだけもってしても、帰りの冷静な感想では「損はしなかったかな…」でした。
↓↓↓ここから勝手な考察↓↓↓
思うに、独立店舗型のスーツ屋さんは「多利小買」が多い。
ここでいう独立店舗型のスーツ屋とは「AOKI」とか「青山」、「コナカ」とか。
これと対極にあるのがショッピングモール型(読んで字のごとくショッピングモールに入ってるようなタイプの店)です。
まず、独立店舗型はまわりにスーツ屋もあまりないため、競争相手が少ない。
まあそれはあんまり大した理由ではないと思いますが、一番の理由は独立店舗故、店に訪れる客は「必ずスーツを買いに来る」。
すなわち、来たらどんな値段でも買うことが多いわけです。
だから定価が高い。
でもサービスは厚い。値段も下げることができる。
下げて売ることもあるけど、定価で買ってくれる人が店の利益を生んでいく。
対するショッピングモール系は、これとまさに逆。
「薄利多売」だと思います。
ショッピングモールは周りにも同じような店が並ぶため、競争相手が近い(規模にもよりますが)。
何より、ショッピングモールに訪れた客は「必ずしもスーツを買いに来るわけではない」。
だって、スーツ屋以外にもたくさん店はあるんですから。
だから、ぱっと魅せなくてはならない。
それが値段に表れるから、常に安い。
でもそれ以上の値引きはあまりしない。
こんな違いは、どこの市場でもあると思うんですよね。
たとえばメガネ屋さん。
たとえばレーシック業界。
たとえば美容室。
そんな中、われわれは結局スーツを買うのはどこが良いかを考えてみた。
まず、独立店舗型の店で定価で買おうとする奴は論外。
ショッピングモール型も安い。
そして、値段の割に質も良い。
普段から行くのはきっとここがいい。
ただ、今回のような独立店舗型の大規模な安売りが行われる時。
新年や年度末とか?
こんな時は、ショッピングモール型を超える時がある。
ただ、それは本当に「数量限定」レベルの安売りの時の話で、正直「半額!」とかはたぶんいつでもやっているから、6割引からくらいでないと話にならない。
結局。
「数量限定」とかで安く手に入るなら、独立店舗型。
それが手に入らないなら、ショッピングモール型。
それが一番得だろう。
長々と書いたけど、これはまあ多分3万円台そこらの話で。
もっと安い価格帯なら正直ヨーカドーとかもありだと思うし、もっと高い価格帯なら百貨店からオーダーメイドまであるらしい。
まあ、今回俺が自分の足で回った感想ですよ。
誰かがスーツを買う時、これを読んで「ふーん」と思ってくれればいいや、程度の話。