日本にいながらアジア旅行
御徒町へお買い物
うちから割と近いのもありますが、御徒町が好きでよく買い物に行きます。
ワイズロード(3店舗もある)にアートスポーツと、自転車用品屋が多いからそこを巡るだけで楽しいのはありますが、それだけじゃなくやはりアメ横がワクワクしますね。
活気があって、なんだか雑多にものが売られている。東南アジアの市場に近い雰囲気を感じます。
その中でも自分が好きな店が二つあります。
ひとつは大津屋。
かなりの種類のスパイスが格安で売られています。
カレーや中華に使うスパイスは、だいたいここで購入しています。
上の日記でも書いていますが、インドカレーを作るのにスーパーで買ってるとスパイス集めがとてもお金がかかるのですが、ここは多くて安い。
しかし、量が多いのでものによっては使い切るまでに数年かかります。
複数回買ったのは、唐辛子と胡椒と花椒ぐらいです。
もう一つは小島屋。
こちらはドライフルーツとナッツ類が種類豊富で、こちらも安い。
妻が好きなドライいちじくと、朝ごはんにパンに乗せたりするアーモンドをいつも買ってます。だいたい1kg単位です。
そしてそして、先日さらにいいところを見つけました!
アメ横地下街
アメ横を歩いていると、やっすいスポーツアパレルを売っている店と店の間に、唐突に看板が見えます。
え、アメ横って地下あったの…?
地上のフルーツや海産物のたたき売りはいつも見ているし、有名だと思っていたけれども、地下にも店があるなんて知らなんだ。
しかも、食品街とな?何が売ってるんだろう…
しかし、なんだか怪しげな階段です。
昔の地下鉄の入り口というか、人気の少ないトンネルというか、不穏な感じ。
アメ横ほど人は多くないみたいだし。
階段を下りると、早速中国語でお出迎え。
読めない…
電脳?Qなんとか?
日本語書いてないの?
少し歩いていて思いましたが、ここ、日本じゃない…
完全に東南アジアの市場や…
飛び交う外国語(多分中国語)、日本人なんていないんじゃなかろうか…
全長50m程の市場の中で、自分以外に日本人は一人しかなかった気がします。
そしてもちろん、売っているものも変わっている…
なんとか醤、辛そうなのを買いたかったですが、中国語が読めず結局買いませんでした。
味の素の大袋も売ってるけど、会社ロゴ以外はタイ語だし、めっちゃ安い。
海産物も物珍しいものが多いです。
手前のケースの中では、袋に詰められたスッポンが元気にバタバタしてました。
食べるの、これ?
野菜も見たことないものがたくさん。
しかも、1個100円とかそんな感じで、めっちゃ安い。
輸入食品屋ってもっと高いんじゃないの?向こうの現地価格なの?
感動したのは、タイ系のハーブが充実していて、かつ安かったこと。
パクチーはもちろんのこと、レモングラス、コブミカン、カーなど、うちでタイ料理がはかどりそうなのが現地価格(?)で売っていました。
そして一番感動し、衝撃を受けたのが肉屋さん!
むきだしで肉が積んである!衛生的にどうなのこれ!
…というのは衝撃を受けましたが。
感動したのは、この豚バラブロック。
なんと、皮付きなんですよ!
俺は大学3年で沖縄旅行に行ってからというもの、ラフテーが好きになりました。
普通の豚角煮と違い、泡盛を煮詰めた複雑な旨みがたまりません。
そして、それ以上に!
あの豚バラについている、皮のプルプルなことよ!
煮凝りのような、舌に吸い付く旨さの塊。
これが再現したかったのですが、全然皮付きの豚バラが売ってない。
沖縄じゃ普通に手に入るのに、スーパー、肉屋、肉のハナマサ、どこにもない!
通販だと送料バカ高いし、くそぅ…
それが!ここに!
感動してすぐに買って帰りましたよ。
しかしね、あの肉。
そのままスーパーの袋にダイレクトインしやがりましたよ。
一応2重だったけどね。
帰りに肉汁漏れないか不安だったよ。
衛生環境にシビアな人は絶対使えないと思いますが、俺は「火が通ってれば大丈夫でしょ」派なんで、価格や品ぞろえが非常に魅力でした。
同じ感覚をお持ちの人は、是非行って買ってみてください。
そうでない人は、怖いもの見たさにどうぞ。
あ、階段の上にちゃんと書いてあったのね…