ハイノートヒッターになった日
2019年12月21日、俺はハイノートヒッターになりました。
これまでの変遷
昔から高い音は得意な方だったのではないかと思います。
ご多分に漏れず、昔から高い音に憧れ、練習を重ねてきたクチです。
中学1年生で楽器を始めて、中学2年生で初めてハイベーがでて喜びました。
中学3年生ではスランプに陥って音がほとんど出なくなりましたが、試行錯誤の結果スランプを抜けた高校2年生ではいっきにハイFぐらいまでが出るようになりました。
高2の定演のソロではハイEがそれなりにちゃんと出て(4分音符ぐらいの短さですが…)、以来少しずーつ伸ばしてきています。
しかし、そこから10年ぐらいは大きくは伸びず、ハイG止まりでした。
吹奏楽では有名なルパン3世のテーマを大学3年でやって、まあ満足していたのがあります。
少しづつ確実に高い音が確実に当てられるようにはなっていきますが、もっと高い音は出ず。
というか、チャレンジしてませんでした。必要ないし。
しかし入っているビッグバンドで2018年にリードトランぺッターに任命されて、少し考え方が変わりました。
ビッグバンドのリードトランペットってハイFやハイGぐらいまではわりと出てくることあるんですよね。
この辺の音域を確実に当てようと思うと、最高音がハイGでは駄目だな、と。
トランペット吹きならわかることですが、「楽に出せる音域」「頑張ればいつでも当てられる音域」「調子が良ければ当たる音域」「絞りだせば出るが曲では使えない(音楽的ではない)音域」は人それぞれ違うんですよ。
それぞれの音域の「最高音」も当然異なるわけですが、「最高音」の定義もまちまちなんですよね。
ちなみに俺は曲で使えることが最低限必要だと思っているので、「調子が良ければ当たる音域」の最高音を「自分が出せる最高音」と呼んでます。
これまでは高校生でハイGは「絞りだせば出るが曲では使えない音域」で、大学生から2018年まで「調子が良ければ当たる音域」。
もっと高音を伸ばして、立派なリードトランぺッターになるぞ!と思いました。
そのためには、ハイノートヒッターになりたい!と改めて思うように。
ハイノートヒッターの定義
ところで、ハイノートヒッターって何なんですかね。
中学生でエリック宮城を知って憧れ、大学でファーガソンのコピーにこっそりチャレンジしてきました。
彼らはまごうことなきハイノートヒッターです。
俺も「高い音がよく出るね」と言われてきましたが、俺はハイノートヒッターというほどではない、とも思う。
じゃあハイノートヒッターって何?となるわけですよ。
ダブルハイBが出ること?もっと高い音まで出ないとダメ?
それとも「Gonna Fly Now」が吹ければいいの?
わからん。
となると、まずは調べてみますよね。
「ハイノートヒッター 定義」でググる。
いやあ、全然出てこない。
で、唯一出てきたのがこれ。
”ハイノート・ヒッター”の定義、私的には曲のラストにin B♭で”ダブル・ハイ・ド”(世間一般的に「ダブル・ハイC(実音でいうところのダブル・ハイ・ベー)」)をロングトーンで決められるプレーヤーの称号だと思ってよいと思います。
アマチュアの方のホームページですが、すごく明確で、しっくりきました。
これをさらに具体的にして、ハイノートヒッターの定義を俺の中で下記に決めました。
「ライブステージの最後の曲のラストノートでダブルハイBをフォルテでロングトーンできる人」
かなり限定されました。
こうなると、目標がしっかり定まるわけです。
大体2年かけてハイノートヒッターになることを目標に立て、2018年から目指し始めました。
ハイノートヒッターへの道のり
まずは2018年の俺、現状分析と課題の洗い出しですね。
ダブルハイBをフォルテでロングトーンできるようにならないといけない。
そのためには、「頑張ればいつでも当てられる音域」の最高音がダブルハイB以上になっていること。
現状は「頑張ればいつでも当てられる音域」の最高音がハイF。
ちなみに「絞りだせば出るが曲では使えない音域」の最高音がハイAs。
そしてもちろん、ライブステージの最後の曲のラストノートまで体力が持たないといけない。
そのためには、普通に出てくるハイFぐらいまでは「楽に出せる音域」にないといけない。
現状は「楽に出せる音域」の最高音はハイBの下のGぐらい。
よって課題を下の二つに絞ってアプローチしていきました。
- 課題1:「頑張ればいつでも当てられる音域」の最高音を伸ばす(ダブルハイB以上まで)
- 課題2:「楽に出せる音域」の最高音を伸ばす(ハイFぐらいまで)
上記は連動していることも多く、片方を伸ばすともう片方もついてくるのは往々にしてあることです。とはいえアプローチは少し異なると思っているため、別々に考えることにしました。
課題1:「頑張ればいつでも当てられる音域」の最高音を伸ばす
「頑張ればいつでも当てられる音域」の最高音を伸ばす前に、そもそも「絞りだせば出るが曲では使えない音域」の最高音がハイAsでダブルハイBなんかかすりもしてないわけですよ。まあ1音分ですが。
なのでまずは、自分の絞りだしてでも出せる音域の拡充からです。
俺が思うに、ハイノートヒッターが出すような高い音を出せないのって、なかなかその音をイメージできないことが最も大きな問題だと思うんですよね。
その音を出している自分を想像できないというか。
あきらめの気持ちがあるというか。
なので、その音を出せるイメージを作るのが一番大事だと思っています。
「あ、意外といけるんじゃね?」って思えるようになりたい。
そのために一番いいのは、自分の出したい音をたくさん聞くことだと思いました。
そして始まるYoutube巡り。
いろいろ観ていると思うのが、ダブルハイBって意外とみんな使ってないんだな…ってこと。
エリック宮城とかあまりそこまで吹いている動画はないし、ファーガソンのダブルハイBはカスカスしてるし、意外とプロでもちゃんとダブルハイBって使わないのかな…
と思いきや。
その中で見つけたのがこれ。
Wayne Bergeron - O Holy Night Solo Part - The Tom Kubis Big Band
これが俺のウェイン・バージェロンとの出会いです。
普通の静かなクリスマスソングかと思って聞いていると、後半音が高くなって、さらにはラストノートがダブルハイCロングトーンなんですよ。
何がすごいかって、その音の高さを全然感じさせない音色です。
え、トランペットってこういう音も出るのか!って感じ。
そして聴きまくるとだんだん、自分にもできないこたぁないよな、と思えるようになってきました。
ところで、ウェイン・バージェロンこれ以来好きになってしまって、今では自分の目標とするプレーヤーの4人目に入るまでになりました。
他の動画を見ても思いますが、この人すごい。ディスコグラフィもすごい。この人のホームページ見てほしい。
このへんは別途改めて日記に残しておきたい!
閑話休題。
さて、練習では、この曲をコピーして、この音をイメージして、エイヤ!!ってのを繰り返すことで最高音を伸ばす訓練をしました。
もちろん、毎回アンブシュア・息の入れ方・舌の位置・体の力の入れ具合なんかを試行錯誤しながら。
一日に何度もやるわけじゃないですが、毎回目を閉じて1分間ぐらいでイメージを固めて、それからトライ!というのを繰り返しました。
こんな感じ(笑)
楽器を吹くというより、イメトレが中心ですかね。
イメージを固めるのが練習の中心で、その確認が「エイヤ!」って感じ。
だんだん伸ばしていこうとは特に思ってませんでした。
最初はもちろんできなかったのですが、3か月ぐらいやってるとたまにかするようになってきます。
「絞りだせば出るが曲では使えない音域」が伸びるわけです。
一度出るようになれば一気にイメージができるようになるし、こっちのもの。
その音を一日一度とは言わず何度も使っていくことで、体に慣れさせていきます。
その過程で一番参考になったのが、アダム・ラッパのこの動画。
Want EASIER High Notes? Here's The Answer.
めっちゃ楽そうに出してますよね。
息の量が少ないのが重要ポイントみたいです。
これを見るまでは結構パワーで押し込んでダブルハイBを吹いていましたが、この動画を見てからは結構スムーズに吹けるようになりました。
小さい息でシュッと吹くというのかな、まあ、コツを掴んだってことですかね。
こればかりは言語化できんな。
調子に関係なく出せるぐらいにはなりました。
課題2:「楽に出せる音域」の最高音を伸ばす
高い音を楽に出すためには、より効率的に唇を振動させる必要があると思っています。
そのためには、小さい音の練習とリップスラーの練習が効果的だと思っています。
小さい音の練習は、より少ない息でも反応する効率の良いアンブシュアを作ることが目的です。
pppでの練習を最初は取り入れました。
ノーアタックでpppのロングトーン。
そーっと吹いて、力づくで音を出そうとしない練習を心掛けました。
これで高い音を出すのは難しいけど、確実に効果があります。
途中からはウィスパートーンも取り入れるようになりました。
海外のプロはやってるみたいな情報がネット上にあったような。
ウィスパートーンというのは、息を入れて、音にならないけど音程が分かるぐらいの状態のことで、これを保つ練習をしました。
pppの練習と目的は近いと思いますが、より効果的に思いました。
参考動画はこんな感じ。実際はマイクがないので息の音がメインで、実際の音成分は少ない感じです。
Practicing Whisper Tones by Charlie Porter
ロングトーンよりタンギングした方が分かりやすい気もします。アタック後の一瞬だけ音程が分かる感じがあります。
それで簡単な曲を吹いて(?)みるとかやりました。
慣れてくると、少しずつこれでも高い音(音になってないけど)が出るようになってきます。
次第に唇が繊細になってくるのが分かります。
普通の音量を出すときも、どんどん効率的に息が使えるようになります。
入れた息が音になる変換効率が上がる感じ。
説明が難しいけど。
それからリップスラーの練習もしました。
こっちの目的は高い音を低い音を吹くのと同じように力を抜いて吹けるようにすることです。
特に意識したのは、レンジの広いリップスラー。
2オクターブ以上、上下を2往復以上することを基本でやっています。
具体的な方法は、4分音符で「ローB~ミドルB~ハイB~ミドルB~ローB~ミドルB~ハイB~ミドルB~ローB~」みたいな感じ。
グリッサンドみたいになってもいいので、2オクターブの速いリップスラーを行いました。
最近は3オクターブも練習中です。
これはまだちゃんとはできないけど一応形になってきた…ぐらいでしょうか。
あとは、高い音を出すアンブシュアで低い音まで出す練習は結構効果的でした。
上記のリップスラーをハイBから始めるような感じです。
最初にハイBのアンブシュアでスタートするので、最初はなかなか下の音が出ませんでした。
その辺の練習をやってると、上と下の音でアンブシュアが似てくるんですよね。
高音の練習をするときは、普段使うアンブシュアで高い音を出せるようにしていくのが普通だと思います。普段使うアンブシュアって自分が考える一番中央の音を基準に考えますが、音域が広がるにしたがって中央は変わっているはずなんですよね。
トランペットを始めたころは最低音E~上のFぐらいの幅が汎用音域と思います。ミドルFが中央で、そこから上下1オクターブぐらいになるので、ミドルFを基準にアンブシュアを作るのが基本だと思います。
例えば一日の初めに楽器を口につけて最初に吹く音。一番楽に吹ける音。これが基準のアンブシュアの音だと思います。
楽器が上達してくると、基準のアンブシュアは変えずに、上だけ伸ばしていくのが普通かなーと思います。4度だけ伸ばしてハイBまで出れば吹奏楽では十分でしょうか。
でもだんだんと上に音域が広がっていくなら、中央の基準となるアンブシュアも変わるはずですよね。
ハイFぐらいを目指すなら、チューニングのミドルBを中心に上下1オクターブ半という感じでしょうか。ミドルFを中心ととらえていては、ハイBより上は対応できないと思います。
また、ビッグバンドのリードトランペットの音域を考えると、上のFを中心に上下1オクターブ半ぐらいを目指したい。あんまり下の音使わないしね。
そう考えて、自然に吹ける中央の音がミドルB~上のFぐらいになるように意識しました。
例えば一日の最初の音で、脱力して上のF吹くとか。
そうしているうちに、少しアンブシュアやアパチュアがコンパクトになっていきました。
それでも低い音が出なくならないように、リップスラーで低い音までカバーできるように練習する、というような感じです。ビッグバンド以外では使う機会も多いので。
今では、昔の自分がミドルBを吹く感覚と、上のFを吹く感覚は近いような気がします。
とてもリラックスして出る。
よくよく考えると、結構すごいかも?
それに従って、昔のハイBを吹くぐらいの感覚で、今はハイFが吹けるようになりました。
「楽に出せる音域」というほどではないけど、「頑張ればいつでも当てられる音域」の最高音でもないぐらい。
ハイノートに対する考え方
トランペットのハイノートというのは、めっちゃ高揚感がありますよね。
トランペットプレイヤーならもちろん、楽器をやったことがない人でも、あの「キュイーン!」という音を聴くと興奮すると思います。
これがトロンボーンのハイノートではそこまで興奮しないし、もっと音が高いクラリネットやピッコロでも高揚感はない。
歌のハイトーンは人によっては近いものがあるでしょうか。
曲の盛り上がるところでオーディエンスを興奮のるつぼに巻き込むサウンド。
それがトランペットのハイトーン。
そして、プレイヤー目線で行くと、演奏が極端に困難であるということが、憧れになる要因だと思います。
ハイトーンを出せば誰もが興奮するはずなのに、限られた人しか使うことができない。
しかもそれは、いくら練習してもたどり着けない領域があったりする。
そういえば昔、フルート吹きの友達に「トランペットのハイベーって必殺技みたいな扱いだよね。フルートも必殺技ほしい。」って言われたことあります。
すげーわかる。
必殺技感。
トランペット奏者が高い音をうまく吹いた後のドヤ感が、必殺技感を増幅します。
とはいえ。
これだけ語れるぐらいに高い音が好きな俺ですが、実は高い音ばかり吹いている奴はダサいと思っています。
こう思う人は多いんじゃないでしょうか。
高い音をクールに使えるからカッコいいのであって、例えば音出しだけ高い音をロングトーンしてイキって、結果合奏の時にはバテて音が当たってないような輩とか、音楽性がいまいちな人たちは正直「うわぁ…」って思っています。
そういうのに限って音が汚かったりするしね。他の練習もちゃんとしとけよ、って感じ。
だから、人前で高い音はたくさん練習しない。やるときはこっそりが基本です。
でもちゃんと練習はする。
高い音吹けるひとって当たり前ですが、高い音いっぱい吹いてるんですよね。
逆に「高い音目指してるのに出ないんです…」って人は、あんまり高い音を出そうとチャレンジしてないように見える。
人前でイキって吹きまくってバテてるのは正直ダサいと思っちゃうけど、たくさん吹かないと出るようにはならないな、とも思います。
だから俺は、音出しの時には自分の最高音は毎回吹くことにしています。
でも一回だけ。やりすぎない。
中音域を中心に音を出して、ペダルトーンもハイトーンも吹く。自分の出せる限界まで。
どこまでどの程度スムーズに出るかを見て、今日の調子を判断する。
周りに人がいなくて調子がいい場合は、自分の出せる限界を超えられるかチャレンジする。
そんな感じでハイノート付き合っています。
惑わされすぎないこと。でも拒否しないこと。
マウスピース
余談ですが、普段使いのマウスピースとしては、下にあるものを使ってます。
ビッグバンド・バンド系 YAMAHA 14A4a
吹奏楽・アンサンブル・コンボジャズ Bach 5C
C管トランペット Bach 2C
ロータリートランペット YAMAHA 15E4
ハイノートの練習はビッグバンド向けにYAMAHA 14A4aを使うことが多かったです。
ですが、他のマウスピースで練習することもありました。
音域は基本的にマウスピースによらないと思っています。
マウスピースで変わるのは、音色と出しやすさだけ。
めっちゃ深いYAMAHA 15E4を挿したロータリートランペットだってダブルハイBはでるし、上記に書いてないJet Tone 10S(メチャ小径極浅)でももちろん吹けます。
マウスピースの大きさ、特にカップ容積は、そのマウスピースにとって「おいしい」音色がでる音域に影響を与えていると思っています。
Bach 5Cとかだと中音域(ミドルF~上のF)ぐらいまでがスイートスポットですが、High Fとかは少し音が細くなってしまう感じ。
逆にYAMAHA 14A4aは高音域(上のF~ハイF)ぐらいまでで太くきらびやかな音が出てくれますが、ロー B以下で音が薄くなってしまう感じ。
スイートスポットではない、つまりそのマウスピースにとってベストな音色で吹けないだけで、どのマウスピースでも音は出せるようにしておくことが俺は大事だと思っています。
だから、ハイノートを出せるようにするにあたって、マウスピースで解決しようとするのは全く考慮しませんでした。
ハイノートをもっと出したいと思ったときに、マウスピースを変えようとする人が多いとは思いますが、俺はその方法はお勧めできませんね。
手元に転がってたJet Tone 10Sを使うと確かに出しやすいとも思いましたが、全体のバランスに問題があるように感じましたし、使う気にはなりません。
ありゃファーガソンとかコピーするような、ハイトーンばっかりなときにしか使えん(笑)
にしてもYAMAHA 14A4aは中学2年生の時にヤフオクで3000円で買ったカスタムモデル。20年近く経っていまだに現役なのがすごい(笑)
ハイノートヒッターになった瞬間
練習を重ねて、だんだん高い音が出るようになっていって。
所属しているひとつのビッグバンドの本番が、2019年12月21日にありました。
今回はワンマンライブで15曲ぐらい。
最後の曲が「Love for Sale」という、バディ・リッチ楽団の曲でした。
記譜上のラストノートはハイEsのロングトーン。
コード的にダブルハイBもハマるので、練習の時に1度だけダブルハイBに上げて吹くのをトライして、少なくともフレーズで使えることを事前に確認してました。
2018年の後半ぐらいからビッグバンドでもリードトランペットを任され、それなりに吹き方を理解してきたのではないかと思います。
音を上げても、「高い音ばっかイキって吹いてるやつ」とは思われないだろう…
そんな考えもあって、基本的には楽譜に書かれたことをキチンとやって、音をやたらに上げないようにしていたんですが、最後の曲だし本番でも行けそうなら行っちゃえ、と心の中でこっそり思っていました。
プログラム全体もそれなりにハードな内容でしたが、意外と体力を残したまま最後の曲に。
この「Love for Sale」もなかなかエグめの曲で、「これが最後の曲かぁ…」って思うぐらいの大変さだったんですが、これも意外と省エネで吹けてる。
こりゃ行けるか…?と思い、ラストノート、エイヤ!とダブルハイB狙ったら、ちゃんとフォルテで伸ばせました。
この瞬間「ライブステージの最後の曲のラストノートでダブルハイBをフォルテでロングトーンできる人」になりました。
こんな感じ(笑)
もう、心の中でガッツポーズですよ。
吹き終わった後は少し頭の血管きれてそうだったけど。
吹き終わった後に、ラッパの隣の人が「エグい…」って絶句してたけど。
でもそれ誉め言葉です、ありがとう。
結局、1年半ぐらいで目標を達成できました。
大っぴらに「俺ハイノートヒッターだぜ!」なんて言う気はないけれど、少し自分に自信が持てた、そんな話。
しかし一流のハイノートヒッターはもっと出せると思うし、もっと余裕もってこの辺も吹けるようになりたい。
もちろん、ハイノート以外も練習することが山積みです。アドリブもまだまだ雑だし、オーケストラももっと表現の引き出し増やさないと。
これからもまだまだ精進していきます。