隆の導火線

隆の導火線

ほとんどトランペットかロードバイク、料理の話。

手術当日

今日、後日検査に行ってきました。


まぁ、昨日の日記の続きからね。
長くなるので、心して読んで(笑)


水曜日に検査を受けて、OKが出たわけですよ。
人より角膜も厚く、普通は500μmぐらいなのを俺は550μmで、十分に削れる、とのことでした。


そもそもレーシックとは何か、と言いますと、レーザーにより角膜の厚さを薄くする手術なんですね。
近眼の人というのは、通常の人に比べて角膜が厚めになっているために、遠くのピントが合わなくなっているのです。
だから、まず角膜表皮をめくった後、レーザーで削って薄くすることで、厚さを通常の人と同じにして、めくった表皮を戻すっていうのが手術の概要です。


ということで、昨日手術を受けてきました。
そのために、水曜日に目薬を二つ渡されました。
1時間に一度のやつと、3時間に一度のやつ。
まぁめんどくさいけど、それぐらいは頑張って挿しました。


そして前日の木曜日。
緊張して眠れない…どころか、飲んで終電間際に帰ったので帰って即行寝ました(笑)
前日飲んじゃいけないなんて言われてないし!


そのおかげですっきり目が覚めた昨日、7時半です。
8時半には家を出て、9時45分に来てくださいということだったのでギリギリ間に合いました。


詳しく流れを書いていきます。


平日の朝だったこともあって、150人近くは入る広い待合室は5人ぐらいしかいませんでした。
少しだけ待ったあと、普通の視力検査を。


そのあと診察を受けて、会計をしました。
手術代は22万円、俺は現金を持って行きました。
領収書の文字、きたねー(´・ω・`)


5分ぐらい待つと、手術に呼ばれました。
ロッカーに荷物や貴重品、上着を預けてロック。
なんか割烹着みたいのと髪の毛を覆う帽子みたいのをかぶせられて、スリッパに履き替えて手術前の待合室に連れて行かれました。


待合室にはすでに5人ほどが座っていて、何やら読んでいる様子。
俺も目薬の麻酔を打たれたあと、手術の概要みたいなのを読まされました。


知ってるし。
てか、眼鏡かけてないから見えないし。


とかなんとか思ったので、寝ました。
たぶん20分ぐらい寝たでしょうか、「まもなくなので、こちらにお座りください」と言われて待合室の一番扉近くの椅子に座らされ、また麻酔の点眼。


そこから5分ぐらいすると、手術室に呼ばれました。
手術は2つの部屋に分けて行います。
ひとつは、フラップと呼ばれる角膜表皮の「ふた」をレーザーで作る部屋。
もう一つは、角膜そのものにレーザーをあてる部屋です。


はじめはそのフラップを作る部屋に入らされました。
ベッドに寝かされると、顔の50cm上には大きな機械。
白色LEDの輪っかができてて、その真中が暗くなっていたので、「あぁ、ここからレーザー出すんだろうなぁ」とか思いながらぼーっとしてました。
部屋の中には5人ほどは医者がいたでしょうか、5分ぐらい彼らが話し合った後、片目しか出ないように白い布をかぶせられて、また麻酔。
「それじゃあフラップ作りますから、真ん中の暗いとこ見ててくださいねー」と予想通りいわれ、開眼器を付けられます。
その開眼器というのが、プラスチックの輪っかみたいのを目にねじ込んで、瞬きをできなくするやつみたいのなんですが。
ずいぶんと乱暴につけられたように感じたんですが、全く痛くはなくて(ちょっと圧迫感を感じた)いつの間にか瞬きができなくなってました。


そしてレーザー照射。
え?
真ん中の暗い部分なんて、見 え な い。
ていうか視界真っ白なんですけど!
「どこ見てたらいいの!?」なんて言えずに、ひたすら真っ直ぐ見てると信じて目を開いてました。


20秒ぐらいで終わり、よくわかってないままもう片眼もレーザーを照射されました。
この時点でフラップの形成は済んだわけですが、別にペロッと角膜表皮が剥がれているわけではありません。
たぶん角膜と表皮の間に隙間ができているだけなので、普通に瞬きもできます。
視界はなんだかもやがかかって白くなっていました。


その状態で医者に手をひかれ、隣の部屋に行きました。
一応見えてたけど、なんか今にも角膜がはがれそうな気がして怖かったです。
そんなことは目をこすったりしない限り起こらないんですが。


隣の部屋に行くと、またすぐ寝かされ、顔に布をかけられました。
5分ほど医者が数字を羅列したのを待っていたあと、今度は少し厳重に布を顔に張られ、開眼器を付けられました。


こっちは顔の上の機械の真ん中に緑色の光があって、これをずっと見てろと言われました。
それを見てると、目にたぶん水をかけられ、ピンセットのようなもの?(よくわからなかった)でフラップを剥がされました。
麻酔が効いているので感覚はないのですが、なんか視界がは突然ぼやけたので、「今剥がしたんだろうな」ってのがわかっただけです。


それからレーザー照射。
こっちは全然眩しくなくて、割と普通に緑色の光を見ていることができました。
ぼやけてはいましたが、別にレーザーを当てられている間は視覚で認知することはできませんでした。
ただ髪の毛が燃えるようなにおいがしたので、角膜焼かれてる、ってのは感じましたが。


レーザーは10秒弱で照射が終わり、その後また水?でおそらく洗浄した後、フラップを戻されました。
それを両目やったわけですが、あっという間でしたね。
短い間でしたが、さすがに少し緊張しました。
全く痛くはない手術でしたが。


そのままベッドを下りると、もう裸眼なのに曇ったコンタクトをしているような感覚が。
たぶん、終わった瞬間に視力0.7ぐらいにはなっていたと思います。
ちょっと感動しました。


それから説明する部屋に連れていかれて、今後の目薬(3種類)や飲み薬(1種類)についての説明を軽く受けた後、「帰っていいですよ」とのこと。


え?早!


結局、9時45分に病院について、病院を出たのは11時でした。


今日は書くのが疲れたのでもうここまで(笑)
なんでも質問があったら受け付けます。


〜続く〜