隆の導火線

隆の導火線

ほとんどトランペットかロードバイク、料理の話。

B管トランペット購入記(買い替え)

またまた買ってしまいました。

でも今回は欲しいから買ったというより、必要だったから買った、という方が近いです。

とりあえずいろいろとメモを取っておいたので、備忘録的に書き残しておこう。

 

なんか連載化しつつあるトランペット購入記。4回目にしてとうとう本命(?)のB管購入です。

 

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昔の楽器と買い替えの決意

2000年頃、中学2年生の時に、Bach 180ML37SP通称「ストラディバリウス」を親に買ってもらいました。

プロも使う超定番モデルですが、当時は20万円ぐらい。

当時のトランペットの先生に連れられて、同級生と2人で行って、7本の180MLの中から先生と一緒に選びました。(同級生とはすんなり別の楽器を選べた)

いろいろサービスしてもらって17万円とかだった気がする。

中学生にとっては高い買い物ですが、今に比べたら相当安いんだなぁ…

 

そこから25年、もう結構ボロボロです。

特に、手が触れる部分は管体が薄くなっている部分がいくつかあり、あと10年もすれば穴が開くかも…という状態。

当時の先輩の楽器が非常に汚く、中学生の私は「ボロボロの楽器が使い込まれた感があってカッコいい!」と憧れていた時代がありまして。

積極的に錆びさせるべくいろんなことをしておりました。練習後に楽器をわざと拭かないとか、温泉地で楽器ケースから出しておいておくとか…。特に皮のプロテクターを楽器につけっぱなしにしておいて、半年ぐらい経って外した時が一番やばかった気がする。あの頃の自分をぶん殴ってやりたいぜ。楽器は大切にしような。

 

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ほとんど修理やメンテナンスもなしに使い込んできたため、ここらで一度本格的に修理をしておこうと思い立ちました。

実は2020年にも1度修理の見積を取っていて、25万円という修理費用にビビッて修理を諦めていました。

特にメッキのかけ直しが高い。修理のうちの20万は再メッキ費用。

はんだ付けの部分も全部ばらして、メッキをかけやすいように全体を磨き上げて…というので高くなるっぽい。

 

楽器が30-40万で買える時代に修理でそんなに出すか?って感じで、当時は諦めていたのですが。

楽器の値段が爆上がりしてきて、いよいよ50万とかするようになってきちゃったので、これはさっさと修理しておいた方が良いな、と思いました。

 

改めて楽器屋に聞くと、「まあたぶん20-30万ぐらいですねー」といわれたので、見積をもらうために預けて帰ったのですが。

翌週に電話がかかってきて「修理は52万円です、メッキが40万、その他12万」と。

今は金属の値段が上がりまくっているせいで、メッキが高いのだと。

まあ確かに金は爆上がりしてるけどさ。最初と話が違うじゃんよ…

 

なんなら新品を買った方が安いまであるので、もう新しいのを買うのを決意しました。

ただし、今の楽器が身に沁みつきすぎているので、モデルを変えるつもりはありません。

吹奏楽、ジャズ、ビッグバンド、オーケストラ、アンサンブルとオールジャンルに対応できる普段使いの楽器は、自分にとって今のモデルだけです。

ビッグバンドだけならライトウェイト、吹奏楽だけなら#43ベル、オケ(+吹奏楽)なら#72ベル通称「ヴィンドボナ」もいいですけどね。やっぱりオールラウンドなら#37ベルなんだよなあ。

 

ということで、Bach 180ML37SP探しの旅です。

 

最近の(?)Bach

Bachの楽器といえば、言わずもがな個体差との戦いです。

ヤマハと違って個体差が大きく、当たり外れが大きいと評判(少なくとも自分の知る昔の話では)。

いい楽器(自分に合った楽器)を引けるか、というところが一番重要です。

できないなら大人しくヤマハ買っとけ。

 

ただし、最近のBachはまとまってきた、とも聞きます。

Bachの(正確には代理店である野中貿易の)HPには下記のように書かれています。

 

2006年、バックの創造者 Vincent Bach氏没後30年を迎えBach氏の描いた図面や設計図を改めて見直し、製作の全てのプロセスを調べなおしました。

このプロジェクトにより、バックの基本設計の偉大さを再認識するとともに、オリジナルデザインに忠実に製作するため製造のあらゆる工程をBach氏自身の考案したプランに立ち返り、徹底して現在の工程を見直し、多くの工程を加えました。これによりBach氏が追い求めていた理想の楽器を正確に実現することができました。

伝統的な、古き良き楽器工法に回帰とも見えますが、製造業で注目されているセル生産方式に通じ合理的に、安定して、高品質の楽器が出来るようになりました。

 

セル生産方式に通じ合理的に、安定して」というところがポイントだと思います。

でもたぶんこれは表向き。

本当は「今までのやり方では作れなくなった」というのが実情じゃないかと私は推測しています。

 

ネットのソースでは、下記あたりが参考になります。

トランペット136|トランペット|東京佼成ウインドオーケストラ Tokyo Kosei Wind Orchestra

Vincent Bachのトランペットがすごいことになっている件 - fukaのつれづれ想い

 

2006年か2007年ぐらいから、Bachは2年ほどのストライキを起こしています。

その間は楽器が品薄になっていたのは、楽器屋巡りとかで聞いていた。

その後の楽器屋店員とか先生周りの噂では、職人が大量退職したと聞いている。

 

それを受けて、これまで職人一人ひとりが楽器をくみ上げていたのが、職人がいなくなってしまい、過去の情報を引っ張り出さざるを得なくなり、さらに匠の技で組み上げることもできないので、チームを作って分業し、近代工業化せざるを得なかった、というところじゃないだろうか。

推測だけど。

 

スト明けの楽器は、あまり良くないとか、悪くないとか、いまいちこれといった情報はなかった。

(というかその時期は自分がその辺に興味がなかった)

個体差が小さくなっているらしい、ぐらいの曖昧な情報だったため「当たり外れというか、そもそも当たりがなくなってしまったのでは…?」という不安もある。

 

Bachのモデルごとの違い

それからもう一つ。

昔はBach 180ML37SP「ストラディバリウス」がフラッグシップモデルだったのですが、今は上のグレードが二つもできています。

 

2010年から発売された、新しいフラッグシップモデルであるAB190SP通称「アルティザン」。

2015年のBach 50周年記念モデルの復刻版(?)として2023年から仲間入りしたストラディバリウスの上位モデル190ML37SP。

どっちも吹いたことない。

 

ざっくりと定価で180が60万、190が70万、アルティザンが80万と言ったところ。

実売は180が50万、190が60万、アルティザンが70万ぐらいか。

180で20万を切っていた昔が懐かしいぜ…!

ちょっと調べてみたら、アルティザンは発売時2010年の定価が35万円。ひゃあぁーー

 

まあちょっと高すぎるのもあるから、基本は180ML37SP狙いです。

一応AB190(アルティザン)と190MLについても調べておく。

 

ベル形状は180MLと190MLが#37ベルで同じ。AB190はベル径は同じだけどたぶんテーパーが違う。

ベルのビード(外側の針金)はよくわからん。180MLと190MLでは同じスティールワイヤーだが形状が違うっぽい。AB190はフラットリムと記載があるので針金無しなのかな?

バルブケーシング(バルブの外側)は180MLがブラスの1ピース、190MLとAB190がブラスとニッケルの2ピース。たぶん2ピースの方が振動しづらくて高抵抗で重めの吹奏感、芯があり遠達性が高い音色になるという感じか。

マウスパイプは180MLと190MLが#25で同じ。AB190はボア径は一緒だけど特注使用。

その他は指かけの形は全部違う。彫刻が違う。この辺は正直どうでも良さそう。(音に関係あるのかよくわからん)

 

180MLと190MLについては、銀メッキではなくラッカーで写真を見比べると違いが分かりやすい。下の画像は公式の写真。190MLのバルブケーシングが二色になってる。

 

180ML37GL

190ML37GL

 

総じて、まあ値段通り190MLが180MLとAB190の間みたいな位置づけかな?

アルティザンは高すぎるからスキップするけど、180MLだけじゃなく190MLも一応吹いてみるかなーという感じ。190MLがあんまりシンフォニックすぎるなら選ばないけど。

 

さてここまでが前準備。そして試奏の旅へ。

 

ク〇サワ楽器での中古品の試奏

後述する本命の楽器屋での即日試奏を断られたので、ふらっと入った楽器屋。

180MLで4本あったから、個体差ってどんなもんよ、というのを調べるために吹いてみることに。

個体差が小さくなっているなら、感じ取れないかもしれないという不安と共に…

 

ちなみに中古3本、新品1本、全て180ML37SP、シリアルナンバー(S/N)は全て70万番台。

 

中古1本目は薄くて鳴りが浅い感じ。それにしては息抜けも悪く、10秒吹いてこれは違うと思い、次の楽器が出てくる前にお返し。

 

中古2、3本目、新品はそれぞれ吹き比べが必要なぐらいには悪くない感じ。

どれもいわゆるバックサウンドっぽいものが出ているように思う。

ちなみに音程感はどれも全く気にならない。

 

5分ぐらい吹き比べていくと、中古2本目は新品とニュアンスが近く重厚リッチ系の音色があるものの、高音域で薄くなっていく感じがあり候補から脱落。

 

中古3本目と新品は採点するにしても、上下をつけるというよりは、性格が違うという感じ。

 

中古3本目は煌びやかな伸びる音色、新品は重厚さがあり鳴る音色、という印象。

様々なプレースタイル、ジャンルも吹きながらじっくり比べていく。

 

よく吹いた結果、高音域で優劣をつけた。

中古3本目はハイベー以上の高音域だと音が薄くなっていく感じがあるが、新品の方はそれがない。

中音域は性格の違いで優劣がつかないけど、減点方式で新品の方がいいな、となった。

 

ここまで4本吹いた感じで言うと、結構個体差あるじゃん、という印象。

しかし正直4本だけで比べるのは物足りない感じもあり、購入は見送ることに。

個体によっては悪くもない感じだったので、他の場所でいい個体に出会えなければ、これの購入も視野には入るかな。

 

そして翌週が本命の試奏。

 

〇倉楽器での試奏、購入

新大久保や渋谷も考えたけど、お茶の水が今の家から近かったので、ここで買おうと思ってた。

許容できる個体が少ないなら、他の楽器屋も選択肢に入ってくるけど…

 

この楽器屋はショーケースに180MLが結構あったので選定できそうでいいなと思った。

10本近くあったので、まあこれぐらいあれば1本ぐらいは引けるでしょ…という考え。

店員さんに全部吹いてみたいんですけどって言ったら、今日は無理だからと言われ、翌週で予約した。

 

しかし翌週、予約した時間に行ってみると試奏室には2本しか楽器が用意されてなかった。

いや全部吹きたいって言いましたよね?あるだけ試したいんですが?とお願いしたら、ちょっと待ってくださいと言われ、他の接客の傍ら段々と出てくる感じで楽器を渡されました。

日曜午前中で中高生が多そうで忙しそうなときに、追加で対応してもらっちゃって申し訳ない気持ちも大きかったけど、まあそこは事前に予約していたし、ね…

 

自分のシリアルナンバー(S/N)54万番台の楽器を修理キャンセルとしてその日に回収し、それと吹き比べながら決めていきました。

下記は楽器屋でとったメモに後から追記したもの。

なおマイ楽器は80点/100点で今の基準と言ったところか。他の楽器を吹いて後からの感想になるけど、俺の楽器は音抜けいい目、低音域の音色が薄く開きがち、高音域のツボが広めという印象だった。

 

180ML① 選定品 S/N79万番台

「プロの選定品で安心感ありますから!」と強く言われて最初に渡されたのがこれ。

うーんまあ確かに安心感はあるけどさ、自分で選べないとは思っていないし、自分の好みのが選びたいから選定品にそこまで期待してないんだよなあ…と思いながら試奏。

音の豊かさ、特に中低音あたりが素晴らしい。さすがは選定品。

抜けは決して悪くないが、マイ楽器のほうが音抜けに関しては好み。

その代わり、高音域の音飛びがちょっといまいちな感じがある。

2nd3rd吹きにはぴったりな楽器だなあ…とは思うが、1st吹きである自分のカラーではない。

結構いいけど、他のも試したい。ちなみに、これも買ってもいいとは思えるライン。

80点/100点

 

190ML① S/N 80万番台

最初に置いてあったもう一本の楽器。190MLも吹きたいって言ったからか。

全体的に悪くはない(良くもない)。180ML① 選定品の方が音が豊かだが、こっちの方が高音域の音抜けがいい。

吹奏楽で使うなら180ML① 選定品の方がいい感じがある。

値段の高い190MLとして考えるとコスパはよくない。脱落。

65点/100点

 

180ML② S/N 80万番台

息抜けよさめ。高音域の伸びがよさめ。選定品よりも好みに近い。

ただし、中音域の豊かさがもうちょっと欲しい。

マウスピースを変えてバンド用のジャンルを吹いた時に、高音域の厚みがよい。ビッグバンドにも向いてる。

S/Nの末尾が777でラッキーナンバーなのが地味にポイント高い(笑)

85点/100点

 

180ML③ S/N 80万番台

一息吹いて違う感がある。上も下も鳴らない感じがある。1分吹いてお返し。

これ以外になければ別の店に行くレベル。

40点/100点

 

180ML④ S/N 80万番台

悪くはない。他に比べて中低音域が開き目で暗い音が作りにくい。

これ以外になければこれを買うかかなり迷って別の店に行くレベル。

77点/100点

 

180ML⑤ S/N 80万番台

上の180ML④とかなり近い。中低音域にも少し暗さと豊かさが欲しい

78点/100点

 

190ML② S/N 80万番台

かなり音抜け良さそう。ハリのある音が出る。低音域に暗さは少ないが、薄い感じもなくて豊かな感じがいい。

マウスピース変えた時の高音域の厚みが結構ある。結構すき。180ML②もかなりいいので、値段次第なとこある。

85点/100点

 

180ML⑥ 77万番台

良く鳴るけど息入りすぎ…?

音も開き目で、豊かな感じはあるけど、なんか長時間吹いていると疲れそうなイメージがわく。

昔吹いたBachのメガトーンマウスピースみたいな感覚。

60点/100点

 

190ML③ S/N 80万番台 アウトレット品

ぱぱーっと吹いた感じ、メチャクチャ鳴る…全音域けっこういいぞ?

190ML②もよかったけど、ちょっとだけハリがある感じ。こっちの方が良いかも、ぐらい。

190を何本か吹いた感じとして、全体的にリッチな感じがある。音色が暗くはないけど、暗い音もいけそうな感じがあるというか。

ちなみにチューニング管が少し歪んでいるため特価とのこと。確かに四角くなっているが、気にならない。言われないと気づけない程度。

86点/100点

 

180ML⑦ S/N 80万番台 アウトレット品 

ビード部メッキ不良のためアウトレット。

結構いい。全体的に鳴りが良い。低音域で少し暗い音が作りにくいか。

82点/100点

 

ここまで常に手元に2,3本ずつ置きながら、別の楽器を渡されるたびに勝ち抜き戦をしていった感じです。

結局、180ML② S/N 80万番台(末尾777!)と190ML③ S/N 80万番台 アウトレット品が最後まで残っていました。

 

決戦(180ML-777 vs 190MLアウトレット)

結構悩みました。

どっちも音抜けは良い。ちょっとだけカラーは違うけど中高音域は甲乙つけ難い。どっちも現行使用のマイ楽器よりも豊かさと音抜けの両立感がある。

180ML-777は中低音域で暗めの音色が得意で、現行使用のマイ楽器の上位互換という感じの豊かで暗い音色が出る。

一方、190MLアウトレットの方が低音域の飛び感がいい。暗さは少ないが中高音域の音色に近い感じで、全音域での均質感がある。

 

ここいらでお値段を確認すると、180ML-777は40万円後半、190MLアウトレットは特価で50万円前半とのこと。

ちなみに特価じゃない190MLは60万円前半。特価の180MLは40万円前半。

 

悩んだけど、全音域での均質感が良かったこと、5万しか変わらずに上位モデルが手に入るお得感から、190MLを購入しました。そこまでシンフォニックすぎる感じもなかったしね。

ほとんど楽器修理と同額で新しい楽器が変えてよかったです。いや修理高すぎか。

 

吹いて触ってみたモデルごとの差と個体差について

190MLを3本吹いて、180MLを7本吹いた比較として、190MLは音域の音質差が小さい感じがある。特に低音域の豊かさや音抜け感のバランスが良いように思いました。

180MLは特に中低音域で、暗くて豊かな音がするけど音抜けが悪い個体か、音抜けは良さそうだけど開いて薄い音になる個体かという2種類に分かれる感じ。

一方で、190MLはその辺が両立できている感じがある。

 

190MLはメーカーのHPにも下記の記載があります。あらゆる音域においてムラ無く、という部分は非常に納得できるモデルでした。

 

研究を重ね、Artisan モデルから定評のブラス×ニッケルの2ピースバルブケーシング「#190 プラットフォーム」に、ブロンクス工場(Bronx,NY 1928~)期のブレイス、マウントヴァーノン工場 (Mount Vernon,NY 1953~)期のベル、エルクハート工場(Elkhart,IN 1965~)期のマウスパイプを選択。最適な重量、素材、製法を研究しマッチングさせました。
あらゆる音域においてムラ無く、「バックサウンド」らしい豊かな音色が魅力です。

 

個体差については、8割ぐらいは許容範囲。

ビビッと来るほど素晴らしい突出した個体はなかったけど、全体的に良い感じ。

逆に「これはちょっと…」という突出して残念な個体はいくつかあった。

これを認知できない人は選定品を買うか、わかる人と楽器選びをした方が良いんだろうな。

 

なお音はそんな感じにしても、見た目の個体差の大きさよ。

 

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例えば写真の1番スライドの指かけを見てください。ついている位置が全然違う。

どうやらこれはつける場所に規格がないらしい。たぶん3番スライドの指かけも。

あと、チューニングスライドではないマウスパイプ側の支柱もたぶん規格はない。

よく見るとちょっと斜めについてるのもある。

 

いや雑すぎんか(笑)

これだけじゃなく、他にも規格がなくて現場任せの部分とか、工作精度が低かったりとかあるんだろうなあ…(遠い目)

きっとヤマハはこうはならない。日本とアメリカの工業製品に対する姿勢を垣間見た感じです。

その結果として個体差があり、想定した以上の上振れもするんだろうけど、再現性がなあ(笑)

 

ラーメン二郎みたいなもんか。

わからない人は「ラーメン二郎 ブレ」でググってください。

 

さて、これで楽器も新しくなったので、一生この楽器で行けそうだ。

古い楽器はどうしようか?売るにもボロすぎて売れないし、捨てるのももったいない。

セルフで化学洗浄でもしてみるか…

眼の手術をしようかと思う

2017年ぐらいから視力が悪くなってきたのが、最近また悪化してきたように思うので、手術をしようかと思う。

これは、その日記。

 

まずは、目が悪くなった経緯から。

2008年にレーシックを受けてからというもの、すこぶる順調でした。

夜に光を見るとまぶしい感じがあるものの、そこまででもない、ぐらいの不具合。

後は両目1.0-1.5ぐらいあって、眼鏡・コンタクトなしって素晴らしい、ってずっと思ってた。

 

それが2017年に、急に眼が悪くなった。半年に一度の健康診断の記録でも、はっきりと残ってる。

 

 

もともと、疲れてる日とか寝不足の日なんかは、いつもより見えないなー、って思う日もあったけど。

2017年の健康診断の日も、確かそんな感じだったと思う。

それが2回、3回と連続で視力が悪かったころには、「これは絶対おかしい」と思い始めてた。

 

確か2018年には眼科に行って診察をしてもらった。

その時は「網脈絡膜委縮です、特に問題ありません、要経過観察」ぐらいに言われてた。

ちょっと納得がいかない部分もあったが、医者が「特に問題ない」というなら、まあいっか!ぐらいの感じだった。

 

その後も別に見え方が急に変わったとかはないけど、特に左目が悪いままだなー、って思ってた。

それで2022年に、アメリカに赴任することが決まって、人事から「気になるところは全部医者に診てもらっておいた方が良いですよ」って言われたので、再度目の検査をした。

そしたら今度は「円錐角膜です」だって。

新しくなったのか?それとも2017年にはなっていたのか?それはよくわからないが、ハードコンタクトで見え方は改善しますよ、とのことだった。

ハードコンタクトは苦手なんだけど…と言っても「お試しで作って、合わなければ返品もできますから」って言われて、半ばごり押しされて作った。

そもそもアメリカに行くから返品なんてできなさそうだったしね。

案の上、ハードコンタクトは目に合わず、入れても15分ぐらいで芽が辛くなってしまうので、結局ほとんどつけなかった。

 

で、アメリカに来て2年ぐらいがたつけれども。

最近また、左目が見づらくなってきたように感じている。

乱視がひどくて、特に文字を読むときはほとんど右目だけで見ている状態だ。

生活に支障…というよりは、ストレスが大きくなってきた。

 

改めて円錐角膜について調べていると、「角膜クロスリンキング」「角膜内リング」「眼内レンズ(ICL)」なんかの治療法が色々出てくる。

昔のレーシックのみ時代とは時代も変わってるんだな、と思った。

 

で、検査を受けるに至る、と。

改めて円錐角膜の説明をしてもらったけど、結構症状は進んでそうだな。

 

右目はこれ。普通全体が緑~青になるんだけど、下の方が出っ張っていて、黄色くなっている。

 

今まで自覚なかったけど、右目も円錐角膜になっているらしい。

そして問題の左目。

 

なんじゃこりゃあ!

なんかさ、色がさ、濃いよね。ぱっと見でダメそうな感じがある。

もともとはICLのためにクリニックに行ったんだけど、これだと他の治療も必要になる、とのことで、別の病院を進められた。

今はそっちの予約中。

早く治したいよお。

 

にしても、これはレーシックの後遺症なのか、それともそれは関係ないのか…

レーシックのあと10年は何ともなかったわけだから、関係ないような気もするけど。

円錐角膜は原因不明で角膜が薄くなっていき、眼圧に耐えられず突出してしまう病気なんだけど、角膜を薄くする手術であるレーシックが関係ない、とも言いきれないよなあ…

 

まあ、よしんばこれがレーシックのせいだったとしても、レーシックをやってよかった、とは思っている。

今は眼内レンズの方が角膜を削らないので安全、とも言われているけど、当時は眼内レンズなんてほとんどなかったし。

当時のレーシックブームに乗ってしまったのは否めないけど。

 

次の病院の検査は11月。

そこで、どんな治療方法が提案されるか、少し期待している。

前回の続き:うまくいくための方法とは…

何かつかみかけている…

 

ゴルフでもスマブラでも、「結果以外の抑制的な目標を達成できたときに結果が付いてくる」ということ…

ゴルフでいいスコアを狙ったり、スマブラで相手に勝とうと思っても、あまりうまくいかない。

それよりも、「今日は脱力して振ることだけを最後まで意識しよう」とか「きちんと守りを固めて相手の後隙を狩ろう」とかを意識した時に、終わってみると結果もいいことが多い。

 

ここで大事なのが「いい結果を残すことを意識から外すこと」だ。

結果を追求すると、力んでしまうのか、ここぞという時に失敗することが多い。

 

む、これはトランペットと同じかもしれない。

「音を外さないようにしよう」と意識すると外れるけど「いい音楽をしよう」と意識すると、結果的に外れない、という…

ん~、ちょっと違うか?

 

結果に固執せず、プロセスや目標に集中することで、自然と良い結果がついてくる、とかそんな感じか?

 

俺は中高仏教校で育ったので、こういう時は仏教の教えにすがってしまうのだが、仏教だと「執着を捨てる」というのが近いらしい(Chat GPT調べ)。

仏教の教えでは、執着や結果に対する欲望が苦しみを生むとされている。結果に執着するのではなく、今この瞬間の行為やプロセスに集中することで、心の平穏を保つことができるというわけだ。

 

仏教では、物質的なものや過去の経歴、成功体験、思い込み、決めつけといった思慮分別への執着が苦しみの源であると教えます。この世は諸行無常であり、あらゆる事物は変化していきますが、物事に変わらないもの・永遠を求めてしまい、信じ込んでしがみついてしまうことで苦しみを生むとされています。

 

結果や欲望に執着しない、というのは大変なことだ。

欲望に執着して失敗する、というのはゴルフの最も多い失敗の一つかもしれない。

プロセスに集中することで、欲望から逃れられるのかもしれない。

 

もう少し考えよう。

コンセプチュアルスキルのトレーニング風

アメリカに来てからゴルフを始めて、去年初めて100を切ったけれども、それ以降100を切れていない。

アメリカに来てからニンテンドースイッチを買って、週末に初めてVIPに入れたけれど、すぐに落ちてしまった。

どっちも始めたときの目標を達成したけれども、思ったよりも時間がかかってしまったし、目標達成の状態を維持できず、次の目標が設定できない。

思ったよりも難しい、というのが正直な感想。

 

スマブラとゴルフが似ているような気がする、とおぼろげながらに感じている。

なかなかうまくいかない、なかなか上達しないが、その原因が同じだと感じている。

またおそらく、仕事の進め方にも共通項がある気がする。

 

これまで、勉強・就活・トランペット・自転車・投資、人生の全てで、うまくいかない「パターン」が共通している気がするんだよな。

逆に言うと「うまくいくパターン」も共通しているのかもしれない。こっちは実感がないけれども。

 

そこで、ちょっと概念化、言語化にトライしてみよう。

 

スマブラとゴルフで感じること

1.なかなか上達しない。感覚が日々変わっているような感じがあり、調子の良しあしがある

2.攻めすぎて失敗することが多い気がする。守りの要素が不足しがち

3.やろうとしていることを変えすぎている感じがある。少しうまくいくと「もっと」とやるべきことを変えて、調子を崩している

4.力んで冷静さを失い、自滅気味に失敗することが多い気がする

 

書いてみると3が盲点だったかもしれない。「馬鹿の一つ覚え」の方がうまくいくのかな。

ゴルフではやること変えないことに注意してみよう。

 

書いてみて思ったけど、他のジャンルでも心当たりがビシバシあるぞ。

自分の人生の「失敗の本質」に近づいている感覚がある。

他の項目も時間があれば振り返ろう。なんかこれ、改善したら人格的な何かがレベルアップする気がする。

ピッコロトランペット購入記3 ~演奏編~

 

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前回の続き。

 

さあ、楽器は届いた!

けれども、マウスピースがない…

 

ピッコロトランペットの吹き方

マウスピースを買う前に、どのようなマウスピースを買うか、ということを考える意味でも、ピッコロトランペットの吹き方に関する考察を書いておこうと思います。

 

「ピッコロトランペットはトランペットと基本的に演奏方法は同じ」

 

…という人が多いですが、俺は全く演奏方法が異なる楽器だと思っています。

 

だって、楽器の長さが2倍も違うんですよ?

トランペットとトロンボーンぐらい違うわけですよ。

トランペットとピッコロトランペットはマウスピースのシャンクとピストン構造が同じだけで、あとは全然違うと思います。

 

「ピッコロトランペットを吹いても、トランペットと大して音域変わらないよ」ってのも同じ。

トロンボーン吹きがトランペットを吹いても、トランペットの音域をきちんと吹けないのと一緒。

 

特に自分が違うと感じるのは、息を入れる量ですね。

みんなオーバーブローしすぎだと思います。

 

俺の感覚では、息を入れる量は管の容積に比例すると思っています。

 

例えばトランペットとフリューゲルホルンを比較すると、フリューゲルホルンの方がだいぶ管の容積が大きい。

なので、フリューゲルの方が「たっぷりとした」息を入れることを心掛けています。

そうしないと、持ち替えたのにあんまり音色変わらないね、ってことになります。

 

で、ピッコロトランペットでは。

容積でいえば2の3乗で8倍…とまではいかないとは思いますが、相当に容積が小さい。

 

こんな中で、トランペットと同じように息を入れようとしても、そりゃ楽器に適した息の量じゃないと思うんですよ。

 

つまり、ピッコロトランペットを吹くときには、細く少ない量の息、コンパクトな演奏が必要だと思っています。

マウスピースの形状が似ているので、アンブシュアは似ているけれども、アパチュアや息の入れ方は全く別物というイメージ。

 

じゃあ、どんなマウスピースを選べばいいのか…?

 

ピッコロトランペットのマウスピース選び

ピッコロトランペット向けというと、一般的には浅いカップを使うことが普通ですね。

ヤマハのAカップまたはバックのEカップ

もっと具体的には、ヤマハ14A4aとバック7EWがド定番でしょうか。

あと室内楽向きは小さいリム、オーケストラ向きは大きめリムというイメージがあります。

 

まあこれまでピッコロトランペット自体ほとんど吹いたこともないので、とりあえず標準どころでしばらく吹いてみて、って感じでしょうか。

標準の中でもどれがいいのかはよくわからないので、今回はフィーリングで行くことにします。

 

で、調べていると見つかるのが、シルキーの11AXと14AX。

Xバックボアと言って、ピッコロトランペット専用モデルだそうです。

調べてみると、どうやら太いバックボアらしい。

 

んん?

 

ヤマハの高音域向けマウスピースには6A4aとか14A4aといった末尾aモデルがありますが、この末尾aはバックボアが細いことを意味しています。

これとXバックボアは逆なんですね。

 

普通はバックボアをタイトにすることで抵抗を増して、より高い息の圧力が出せるようになることで、高音域の演奏を楽にするものだと思っていました。

俺自身ビッグバンドのリードやバンドでは14A4aを使っており、その抵抗感のおかげでパワーが掛けやすいと感じています。

 

でも、Xバックボアはむしろボアが広い。

この理由は、トランペットのように息を入れるようにするためなんでしょうか?

ピッコロトランペットはトランペットと比較して管体が細いために抵抗がもともと強く、バックボアを広くして抵抗感を減らそうということでしょうか?

それとも、そもそもシルキーは抵抗感が少なめな楽器なんで、マウスピースも抵抗ないのが良いと思っているんでしょうか?ヤマハにはXバックボアなんてないし…

 

…と思っていましたが、周りの人曰く、音程感だそうです。

マウスパイプが短い楽器はバックボアの開きを早くしないと、音程が不安定になるらしい。

 

ほーん。

まあでも、シルキーの楽器なんだからマウスピースもシルキー定番で合わせてもええかな。

 

ということで、こっちも試奏の旅に出ます。

 

…と思ったら、友人がマウスピースを譲ってくれることに。

ピッコロトランペットを昔持ってて今は手放したけど、マウスピースはいくつか持っていて使わないので…とのこと。

 

シルキーもあったので、ありがたくレンタルして吹いてみることにしました。

 

シルキー 11AX

大きいバックボアのためか、思ったより息がしっかり入る。

楽器屋では7A4をメインで試奏していたので、それと比べるとだいぶ息が入っていく感じです。

むしろ息をしっかり入れないときれいな音が出せない。奏者の腕の問題。

 

リムはかなりコンパクトな感じがします。

トランペットではド定番の11B4とかよりも7A4にフィーリングが近いですかね。

11番リムって感じがしなく、もっと小さく感じます。リム形状のせいでしょうか。

あとは音程が良いですね。やっぱりXバックボアのおかげでしょうか。幅広い音域で音程の安定感があります。

音色に関していえば、コンパクトなマウスピースなのもあって上品な感じですが、バックボアも太いためどちらかというと輝かしい寄り。

 

シルキー 14AX

11AXと比較して、大音量で吹けます。

吹奏感もカップが大きいだけあって、かなりオープンな感じです。

ただし、音が少し開いた感じがあります。

14A4aとはやっぱり違いますね。

音程はやっぱりよいです。やはりXバックボア優秀か…

音域に問題はないんですが、持久力に問題ありですかね。

 

ティルツ 7EW

バックのコピーらしいです。

大学生の時に吹いた展覧会では、バックの7EWを使ったことを思い出します。

ちなみにバック7EWは定番中の定番ということもあり、これも気になるところです。

これはまず見た目からリムが分厚いですね。大きさに関しては11AXと大差ないように感じます。

持久力はありそうですが、借りたときにはそれが分かるほど吹かなかった。11AXとの比較はできず。

ちなみに音はコンパクトな感じで割と好き。

シルキーの方が輝かしく、音抜けがいい。こっちは上品な感じ。

一方でシルキーのピッコロは楽器自体が明るさが抑えられた音を持っているので、このマウスピースの組み合わせだとピッコロの輝かしさは少し物足りない感じがあります。

あと低音の音程がシルキーのマウスピースに比べて不安定だと思いました。Xバックボアってやっぱり音程に効果があるんだ、と再認識。

 

バック 5C

普通のコルネット用マウスピース。

音色もピッコロトランペットは異なるG管みたいな感じになるけど、これはこれで意外とあり。

ただし、音程はよろしくない。

低音が不安定かつ高音までぶら下がる感じに。

これが解決できれば使いどころによってはありかも。

 

ということで、結局11AXにしました。

そもそも、まだピッコロトランペットに慣れていないので、まあこれで自分がある程度吹けるようになったときに、「そこからどうなりたいか」を考えて再度選びますかね。

俺はマウスピースに関しては、基本的には2-3年は使ってみないとその良しあしがわからないタイプです。

 

ともかくこれでマウスピースまでそろいました。

 

あとは…

 

スタンド探し

基本的にはトランペットとの持ち替えで使うことが多いので、スタンドに立てておくことが必須ですね。

 

ただし、トランペット用ではベルサイズがまったく違うため、クラリネット用のスタンドが使われることが多いようです。

ド定番はK&Mのクラリネットスタンド。ピッコロトランペット用とも書いてあります。

 

しかしこのP7-4、4番抜き差し管がベルよりも長い形状のため、スタンドに苦労する楽器のようです。

調べても全然出てきませんでしたが、Trumpet Herald(トランペット専門の掲示板)には少し書いてありました。

そこに書かれていた限りで、解決方法は下記の4種類があるようです。

 

【第1候補】

 

高さ:156mm、重量:135g

○コンパクト、軽い。折り畳みも可。

×スタンドが小さすぎてベルが奥まで入りすぎないかが心配。その場合4番管が床にぶつかるかも?

 

【第2候補】

下記3点の組み合わせ

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K&M/ 15224 クラリネット・ピッコロトランペット用ペグ

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/47752/ 

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K&M / 17700B(各種管楽器ペグ用レッグ)

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/47833/

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K&M 15281(ペグアダプター)

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/47769/

 

○確実に高さがあって4番管が接地することはない。家にクラリネット用のスタンドがあるので流用できる。

×コンパクトさに欠ける。

 

【第3候補】

 

いわゆるSpyderスタンドというやつです。

ただし、これは長すぎるらしく、P7-4向けではセンターシャフトを切り取る必要があるらしい。

○軽い

×加工がめんどい

 

【第4候補】

 

 

 高い位置で楽器を保持しようと思うとハーキュレスのスタンドが出てきますね。

ただし、これもクラリネット用を買う必要があり、なおかつクラリネットだけで背の高いスタンドが販売されていないので、トランペット用スタンド+クラリネット用ペグの組み合わせが必要です。

 

○昔間違えて購入したフルートペグが一つ家に余ってるから、それを使える。安定感。

×たたんでもでかくて、持ち運びがめんどくさそう。むしろ楽器より大きい。

 

試行錯誤

 結局第一候補のK&M エスクラスタンドがいちばん良かったです。

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ちょっと足が短いので、蹴られたりしたときに倒れやすい…かも?

まあ普通に使う分には問題ありません。

縁のフェルトの部分でベルを支持しているような感じです。

 

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 思った通りちゃんと高さがあるため、4番管をこれぐらい伸ばしても接地することはありません。

たたむとコンパクトになるし、これが一番良いですね。

 

スパイダーは...やっぱりそのままだと長そう。

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パッと刺すと立つんですが...

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やっぱベルでは保持してないですね。

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ちなみにもちろんK&Mのクラリネットスタンドは高さがあわず。

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4番管が地面についちゃうので使えません。

しかも保持部分も少し太くて、ちょっときつめ。

 

やはりエスクラ用スタンドが一番です!

みんなはどんなの使ってるのかなあ。

 

演奏編

ピッコロトランペットで吹いてみたい曲、これから練習しようと思っている曲を書き留めておこうと思います。

ピッコロトランペットを持ったら吹いてみたい曲って意外とたくさんあるんですよねー

今までずっと聴いてきているけど、楽器がなくて(思うように)吹けない曲ばかり…

 

バッハ ブランデンブルク協奏曲第2番


 

トランペット吹きなら知らない人はいない超有名曲ですね。

タンギングが大変そうで、高音でたくさん動くこの感じは、まさにピッコロトランペット向け、という曲です。

リコーダーとチェンバロと合わせる曲なんで、やる機会があるとは思いませんが、練習したい曲。

最高音ハイF。


Bach BWV1047-3


そしてこういうのはいつかナチュラル管でも吹いてみたいものです。

そのためにこっそりB管でも練習しておく。

 

テレマン トランペット協奏曲

バロックのピッコロトランペット(ナチュラル管)の協奏曲なら一番有名なんじゃないでしょうか?

バロックテレマン、古典のハイドンという印象。(ロマン派以降ならアルチュニアン??)

特に1楽章アダージョは、ピッコロトランペットの課題練習曲としては再有名なんじゃないでしょうか。しらんけど。

最高音ハイE。

 

タルティーニ トランペット協奏曲

ピッコロトランペットの協奏曲ではテレマンと押しも押されぬメジャー曲。

テレマンハイドンなら、こっちはフンメル。違うか。

最高音ハイD。

 

バッハ バディネリ

エムパイヤブラスがやっていてすごく好きだった。これはカナディアンブラスですけど(笑)


ピッコロトランペットを買ったのは、こういう曲を軽やかに吹くためといっても過言ではない。

キラキラ感があるけど短調ってのがいいですね。

ピッコロの曲で短調ってあまりみない気がします。

最高音ハイD。

 

ハイドン(弟) トランペット協奏曲

最高音ハイA(!)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン実弟であるミヒャエル・ハイドンの協奏曲。


Michael Haydn: Trumpet Concerto (Maurice André, trumpet) I

Wikipediaにも「当時の作品に例を見ない実音3点Aを要求されることで知られる」との注釈が。

ハイドンはあんなにいいコンチェルトを書くのに、弟はなんでこんな曲を…

いや、いい曲なんですけどね、音域がね。

モーリスアンドレでさえヒョロヒョロした音になってしまっている…

ピッコロでもしんどい音域ですが、ハイノートヒッター(笑)としてマスターしておきたいところ。

 

ライヒェ ファンファーレ

曲のタイトルはあるのかないのかよくわかりませんが、アップブラーゼン(Abblasen)とも言われます。


Wynton Marsalis recording "Abblasen" for CBS Sunday Morning

海外ではCBSニュースサンデーモーニングのテーマとして知られるようです。

短くてコピーしやすい。なんならC管でいけるか(笑)

でもみんなピッコロで吹いているので、おさえておきたいところ。最高音ハイD。

 

モーツァルト 魔笛より夜の女王のアリア


W. A. Mozart - Queen of the Night (Magic Flute)


メロディーが有名なんで一度は吹きたい曲。

最高音ハイF。

 

ビートルズ ペニーレイン

クラシックではないですが、ピッコロトランペットが世界で一番有名な曲ではないでしょうか。

これもA管で吹くのが普通ですね。

カナディアンブラスのこれもよき。最高音ハイE


Penny Lane - Canadian Brass LIVE at UNT - 2019

 

バッハ 協奏曲ニ長調 BWV972 ヴィヴァルディの協奏曲に基づく協奏曲

バッハオリジナルじゃなくてヴィヴァルディの曲をバッハがアレンジしてます。

原曲は聞いたことないし、こっちの方が有名なんじゃないでしょうか。

ピッコロトランペット2本の曲。いつかアンサンブルでやってみたいなあ。一緒にやってくれる人いるかな(笑)

最高音ハイE。


Bach BWV 972 after Vivaldi Violin Concerto RV 230

 

ピッコロトランペット購入記2 ~葛藤・購入編~

前回の続き

  

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シルキーのピッコロトランペットを吹いた瞬間、恋に落ちました。

あの感じが忘れられない…

 

欲しいけど…

とはいえ、何といってもシルキーのピッコロは高い!

新品で70-100万円といったところでしょうか。

お高いゴールドよりも安価なシルバーの方が好みでしたが、それでも高くて手が出ない…

 

半年前にロータリートランペット買ったばかりだし、正直資金は潤沢ではない。

 

でも欲しい…

 

正直妥協してBrasspire Unicornを買うことも考えました。

だって何度も書いてますが、ピッコロトランペット自体そんなに出番ないんですよきっと。

だったらいつも吹いててボロボロのB管を買い替えるべきでは?

 

そこで友人からひと言。

 

楽器を持っている人には、オファー(出番)が来やすくなるよ。

だから、楽器を買えば出番は増えるよ。

 

むむ、確かに。

 

別の友人からもひと言。

 

ピッコロトランペットは「特殊」管だから、どうしても高くなるんだよ。B管よりも出番ないけど、高価になるのは普通のこと。

 

た、確かに…

 

そして自分の中で考えたのは…

 

どうせ安いのを買っても、後から買い替えるぐらいなら最初から後悔しない選択をした方が良いのでは…

 

しかし何よりシルキーのピッコロは高い!

 

でも欲しい…

 

でも…

 

堂々巡り。

 

とりあえず、悶々としながらも安価に手に入れられる方法を考えます。

となると、まず探すのは中古。

 

ちょうど友人の友人がP5-4BGを売りたがっている、との話を受けて、詳しく聞いてみます。

ちなみにP5-4”BG”というのは、1,3番管にフィンガーフックが付いたモデル。

バトラーさんとガイヤーさんが考えたからBGとのことですが、そんなフックあっても使うのかね。

1番管とか短すぎて抜けなそうじゃんね!

トランペットの2番管ぐらいの長さだぜ!?

 

閑話休題

 

話を聞いてみると、ケース等ついて〇十万円とのこと。

約半額ですが、ほとんど新品同様とのこともありかなりの割安感。

 

これにしよう!と考えていたのですが、同時にヤフオク、メルカリ、海外通販、eBayもチェック。

 

するとですね、意外とeBayにシルキーのピッコロがいくつか出てくるんですよ。

 

結論から言うと…eBayで購入しました。

 

eBayでピッコロトランペットを購入する

eBayはメルカリ形式の「固定金額、値段交渉あり」とヤフオク形式の「期間内の入札」の商品があります。

ショップが出してる新品はメルカリ形式が多いですが、中古品はヤフオク形式が多い。

 

ちなみに、出品国は様々です。

シルキーも含めた中古品のほとんどはアメリカでしたが、安価な新品ピッコロは中国が多い。またヤマハの中古ピッコロは日本。

eBayはそれらの国すべて並行で検索をかけられるので便利ですね。

 

俺が見たときは、めぼしい楽器がヤフオク形式で2品出品されていました。

 

  • P5-4BG-SPの美品中古。個人(コレクター)が整理のため出品。スタート32万ぐらい。
  • P7-4-SPの新品。楽器屋の展示品。スタート29万ぐらい。

 

いずれもかなりお得感があり、中古でもこの値段で買えるのは稀なぐらい安い。日本の中古市場は40万~ぐらい。

またP5-4BGは他にもいくつか中古品が出品されていましたが、程度の良さ、価格からみてこれが一番でした。一方P7-4は中古の出品はなし。

 

アメリカではP7-4の人気がないのかも?あるいは、単に発売が新しいから市場の量が少ないだけかも?

まあその辺はわかりませんが、このいずれかがこの入札開始価格ちょいぐらいで購入できたらイイな、ということで入札していきます。

 

ところで、アメリカのeBayを使うに当たっては、GIXENとOPASがほぼ必須です。

本筋とは関係ありませんが、eBayでの買い物記録として、一応備忘録的に書き残しておきますか。

 

GIXEN

eBayはヤフオクと同じで自動入札制であり、その時点で一番高い入札額(あるいはスタート額)のちょい上に自動で入札してくれる機能があります。

なので、「この辺までなら出せるかな」というところを設定して入札するのはヤフオクと勝手が同じ。

 

ですが、ヤフオクとぜんぜん違うところとして、自動延長機能がありません。

ヤフオクでは終了数分前以降に入札が入ると、終了時間が自動で延長するため、入札合戦が続く限りオークションが終了しません。争いが激しければ途中で降りてもいいし、最後まで入札を続けることもできます。

 

しかしeBayにはこれがない。終了の時間できっぱり終わります。

そのため、多くの人は入札を自動で行えるサービスを利用して、終了の6秒前に入札してきます。

それがGIXEN。

www.gixen.com

いわゆる「スナイプ入札」と呼ばれるもので、終了6秒前にガツンと同時入札が起こり、その中で最も高い額を入れた人が落札する仕組みです。

登録すれば無料で簡単に使えるものですが、あるとないとでは大違い。

使い方はネットでいくらでも説明されてるので、これ以上の説明はしません。

 

OPAS

それからeBayにありがちなのが、「アメリカ国内しか送りませんよ!」というもの。

特に個人の中古品に多い。

 

そこに「日本に送ってほしいんだけど…」といっても無理なものは無理です。

 

そこでOPAS。

 

 

無料でアメリカの住所を手に入れることができます。

そこに送ったものを転送してくれるサービスです。

 

他にもたくさんそういうサービスあるみたいだけど、安くて日本語で簡単にできそうだったのでこれを選びました。

これはアカウント持っておけば、eBay以外でも海外通販で使えるかも。

 

本題に戻ります。

 

上記のGIXENを使ったスナイプ入札を利用して、P5-4BGとP7-4を狙いに行きます。

どっちも終了数日前にして入札は0件。

お気に入り登録者数は十数人。

 

ここでまた一つの悩みが。

 

どちらかというとP5-4の方が好み。でもP5-4は少し高い、中古。一方P7-4の方が安い、新品。

 

そしてP7-4の方が早くに期限を迎える。P5-4は3日後。

 

P7-4を落札して、P5-4も買うわけにはいかんよなあ…

 

そこで、P7-4は「もし落札できてしまえばこっちでいいか」と思えるぐらいの低めの額で入札かけることにしました。

最低額+10ドルぐらい。最低額入札の人に勝てればまあ…ぐらいに考えていたんですが。

 

なんと!

 

入札俺だけでした!

 

終わってみると入札は俺の1件。結局最低額での入札。

あれ、買えちゃったよ…

 

予想外です。

 

むしろ不安になるレベル。

だって新品だよ?日本の半額以下だよ?偽物じゃないの?詐欺とか?

でもセラーは15年続く実際の楽器屋で、評価も4000件全部がポジティブ。

 

うん、きっと大丈夫。

そしてP5-4はあきらめよう。

 

サクッとクレカで支払いを済ませ、続いて配送処理に移ります。

ちなみに前回はですね、ドイツの楽器屋から直接郵便で送ってもらっています。

 

 

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今回はeBayのセラーがアメリカ国内のみ(送料無料で)送る、とのことで、早速OPASを活用します。

 

eBayの送付先に、OPASのマイページにあるアメリカの住所と電話番号を入れて、名前は自分名義で発送します。

 

ちなみに、eBayのセラーからOPASはUPSアメリカの郵便)で送られました。

ペンシルバニアからオレゴンへの、中等部から西海岸と長旅だったので、かかったのは6日間。

OPASに到着したのち、日本へ発送する前に、各社配送の見積もり依頼をします。

普通に配送依頼ボタンをポチっと押して、一晩待つだけです。今回はモノがモノなので保険ありで。

 

あれ、郵便もクロネコヤマトもない…

UPSFedExが選べるようだったので、今回は最も安価なFedExを使うことにします。

それでも3万円弱…高い。郵便なら1万ぐらいで行けるのでしょうか。わからんが。

 

ところで、郵便の場合は以前書いたように、課税価格が20万円を超える場合は自分で通関手続きを行う必要があります。

しかし、今回の宅急便の場合、通関手続きを業者が代行してくれます。代行も特に手数料はかからないため、こちらの手間はだいぶ楽になりますね。

 

ちなみにOPASに到着の連絡を受けて、すぐに見積もりをして、翌日に発送依頼をしたら即日で発送してました。

早いですねー。

 

その4日後。

フェデックスから電話が。

今朝楽器が日本につきました、と。

さすが早い!!

 

今回は輸入の際に(個人輸入なので商品価格の60%にかかる)消費税のみが発生し、楽器なので関税は発生しない。

でもって、その金額が15,000円を超えているので、前払いが必要です、とのこと。

 

前払いには「電話口でのクレジットカード決済」「銀行振込」「FedExアカウントでのカード決済」ができますよ、とのこと。

すこし心配でしたが、金額もあっていそうで詐欺とかではなさそうなので、電話口でカード番号を伝えて即決済してもらいました。

 

でもって、成田からはセイノースーパーエクスプレスに引き継がれます。

一応届けてほしい日時「水曜の6時ごろ」をFedExのカスタマーサポートに伝えたところ、配送の時間指定も受けてくれました。

 

その日は会社を定時に上がり、家でいい子にして待つこと1時間…

 

ピンポーン

 

キタアアアアアアアアア!!!

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どーん!

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箱はまさかのヤマハのトランペットケース(笑)

YTR-300ADSってのは日本には出回ってない型番ですね。

 

その中には…

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また箱かよ!!

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あ、でも今度はシルキーの箱。

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その箱を開けると、更にプチプチにぐるんぐるんにまかれたものが。

 

じゃあああん!

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P7ちゃんです!

まるっこくてかわいい!

 

当初は見た目はP5-4の方がいいなあ、と思っていましたが、意外と見ていると愛着がわいてくるものです。

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1番管は短い!

 

ていうかピッタリハマりすぎていて、吹きながら抜ける気がしません。

ぐりぐりしてようやく外せる感じ。

これ、使えるの…?

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3番管はコツがいりますが、何とか演奏でも使えそうな動き。

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そしてめっちゃ長い4番管(笑)

 

なんなのこれ…倍ぐらいになってんじゃん…

どれぐらいまで抜いて使うもんなんですかね。

 

そして、いざ吹こう!となると…

 

コルネットシャンク向けのマウスピースがない…

はやくふきたいよう…

 

水曜日に受け取ってから、週末までピッコロを眺めて過ごしました。

 

ちなみにオイル・グリスがついてました。

 

あ、もちろんP7-4なのでA管も標準で付属です。

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次回演奏編ではマウスピース選びから書きます。

さあ、どうなるか!

 

あ、一応FedExの履歴はっとこ。

 

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参考までに。

ピッコロトランペット購入記1 ~探索編~

なんか最近楽器買ってばっかりですね…

なんだかんだ楽器購入記第3弾になっちゃいました(笑)

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今回も書いているうちに長くなってしまったので、3つに分けることにしました。

まずは探索編です。

 

ピッコロトランペットが欲しいかも

 最近いろんなピッコロトランペット欲しい欲が湧く出来事がありました。

 

一つ目。

昨年後半からアンサンブル団体に誘われて、この1月に金管アンサンブルだけの演奏会に出ました。

そこではトランペットが合計6人いたんですが、うち4人がピッコロトランペットを持ってる…

いろんな曲でピッコロ吹いてて、楽しそうだな、と思いました。

 

二つ目。

それから以前書いた通り、最近ハイノートの練習をしています。

 

 

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高い音域については、まだまだ細かい動きが課題と感じています。

ピッコロトランペットを使って高い音域を自由に演奏して、高い音域の感覚やコンパクトな吹き方を磨くことで、もっと自分は成長できる、と思いました。

 

三つ目。

一番の決め手は、9月の演奏会で使う予定ができた、ということです。

吹奏楽でスターウォーズを演奏することになったんですが、その編曲で2本以上ピッコロトランペットが必要なんです。

楽団には昔から先輩の私物(もはや団所有?)が1本あるが、1本足りない。

借りることもできるけど…

 

ということで、漠然と「ピッコロ欲しいなー」と思ってました。

 

そして一度「欲しい」と思い始めると止まらなくなるのが俺の性格。

いったん欲しいと思い始めると、これでもかというぐらい調べて、頭の中がそれいっぱいになってしまう。

自分の悪いところでもあり、いいところでもあるとは思うんですが。

調べ始めるうちに欲しい気持ちが大きくなっていき、とうとう買ってしまいましたとさ。

 

これはそんな自分がピッコロトランペットの購入に至るまでの手記。

 

予算決め

まずは予算から考えます。大体買えるものも決まってくるし。

 

ピッコロトランペットだけでなく、特殊管って基本高額なんですよね。

普通のB管と比較して材料費は安く済むはずなのに、1.5倍ぐらいの値段することも多い。

生産量の少ない製品の常でもありますが、これが悩みの種。

 

だって、出番が少ないんだもん。

 

オーケストラだって展覧会とか春祭をやらないとピッコロトランペットのパートがないし、吹奏楽だって華麗なる舞曲とか、稀にしかピッコロトランペットの出番がない。

金管10重奏とかの比較的大編成のアンサンブルには書かれてること多いけど、アンサンブルの機会が少ない。

バロックとかもやってみたいけど、その出番もありそうにない。

 

そこにいくら出しますか?って話ですよ。

 

B管買うより多くの金があるなら、出番の多いB管買えば?ってなりますよね。

バックのB管を20万で買って、ほとんど使わないピッコロトランペットが40万っておかしくない?

 

なので、B管よりも安く、10万円ぐらいの安いやつが使い物になればいいかな、と思って探すことにしました。

しかし心のどこかでは「中途半端なものを買ってどうせ買い替えるぐらいならいっそ…」という気持ちもある。

 

この悩みがまたつらく、楽しいんですが。

 

ピッコロトランペットのタイプ

予算の次に、タイプで絞り込んで探していきたいところです。

 

調べていくと、オケや吹奏楽のような大編成向きと、室内楽やアンサンブルのような小編成向きに楽器のタイプが分かれてくるようです。

自分がどっちメインで使うかと聞かれれば、まだ正直分かりません。

なので、「一番普通のやつを買う」ってスタンスでいくことにします。中庸なモデルがいい。

 

ピッコロのタイプといえば、下記が考えられるのでしょうか。

 

「ピストン or ロータリー」

当然ピストンの方がメジャー。ロータリーは音が柔らかく、室内楽向きともいわれる。

まあここはメジャーなピストンかな。

そもそもロータリーは以前書いたように、ピストンよりも高価で予算オーバーの可能性も…

 

「ロング or ショート」

ロングの方がメジャーと思われるが、結構微妙なライン。

 

「トランペットシャンク or コルネットシャンク」

これは調べても違いがよくわからなかった。

どっちがメジャーかもわからん。

まあコルネット持ってないし、トランペットシャンクの方が便利かな?

 

結局、どのタイプが普通なのかがよくわかりませんでした。強いて言うならピストンのロングタイプにするかなーという感じ。あとはトランペットシャンクかな?

ということで、まあ試奏してみて良さそうなのあれば買おうかなー、んー、とりあえず調べるだけね…ぐらいのゆるーい感じで探索スタートです!

 

試奏の旅へ…

ピッコロトランペットは吹いたことはありますが、とりあえず楽器屋さんで吹かせてもらい、どんなものがあるのかを見ていくことにしました。 

 

YAMAHA YTR-6810S

ヤマハの廉価モデル。ショートタイプです。

アマチュアの「ド定番」というイメージがあるので、まずは基準をここに定めます。

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トランペットシャンク14A4aで試奏。音程が安定していると感じます。

大学のサークルに昔からある先輩の私物がこれで、今まで「展覧会の絵」「華麗なる舞曲」をこれで吹いたことがあり、よく知った楽器。

新品で買うと17万ぐらいかな?友人が中古品を安く譲ってくれそうで、最初はこれが第一候補でした。

まあこの程度の音が出れば十分かなー、ヤマハでメーカーとしても信頼感があるし、という感じです。ピッコロトランペットは特に音程に難ありらしいので、これだけ整ってれば及第点、と思いました。

音色はまあ、可もなく不可もなし、というところ。正直言って魅力的ではないけど、特殊楽器なんてそんなもんかなー、と思ってました(この時は…)。

 

Carol Brass N7775 SP

台湾に工場を持つホクソン楽器のブランド。最近人気のZorroとか、下倉楽器のマルカートもここがOEM先です。

ロングタイプはやっぱりカッコいいですね。ピッコロトランペットはこっちのイメージがあります。

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マウスピースはコルネットシャンク7A4、トランペットシャンク14A4aで試奏。

音程は悪くない。音質も意外と健闘していると思います。

B管・A管、コルネット・トランペットシャンクのマウスパイプが合計4本付きで17万程度とコスパが良いと思いました。

3番抜き差し管にトリガーがついているのもありがたいですね。

ただ、右手小指のフックがついてるとなおよかったと思います。

 

あと吹いてみて思ったのが、コルネットシャンクの方が音が好みだということ。

トランペットシャンクは音がオープンになりがちで、イメージするコンパクトなサウンドとは離れていて張りのある、いうならB管っぽい音になると思いました。コルネットシャンクの方が上品な華やかさがあると感じました。

 

Brasspire Unicorn BPTRP-1200S

かの激安管楽器メーカー、J. Michaelを製造するマックコーポレーションの中級ラインです。

こちらもCarol Brassと同じくロングタイプですが、今度は3番抜き差し管にトリガーがなく、右手小指のフックがありとCarol Brassとは指かけの有り無しが逆の構成。

 

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 J.Michaelというと、新聞広告とかに入っている超激安の初心者向けトランペット、音程も音色も気にならない人向け、というお世辞にも良いとは言えない印象があります。これもどうせ…と思い吹いてみると、意外や意外、音がよい。同じメーカーとは思えません。ちなみにマウスピースはコルネットシャンク7A4。音程感はCaroll Brassに近いが、音質の豊かさはこっちのほうが若干良いように感じます。この違いは、Caroll Brassが黄ベルなのに対してこっちが赤ベルな事だと思います。オープンさがなくなって柔らかい、より上品な音、という感じですかね。

 

ちなみにB管A管マウスパイプ付きで11万ぐらい。破格のコスパです。コルネットシャンクでトランペットシャンクはついてませんが、コルネットシャンクで使いたいと思っていたので、気になりません。

 

正直ここまででYAMAHA< Carol Brass< Brasspire Unicorn。

値段と好みが反比例(笑)

 

もうBrasspire Unicornでいいかなーと思いつつも、一応、買う前に経験として予算外のお高いのも試しておきますかね…という感じでその他も吹きました。

 

YAMAHA YTR-9835

音程がとてもよい。音質もBrasspire Unicornに比べたら豊かな鳴りで、さすがトップモデル、と思います。黄ベルらしい輝かしい鳴りがありつつも、音が薄くならずに豊かさも持ち合わせている、みたいな。

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ただし、コスパ考えちゃうとこれに40万は払えないなーと思いました。

それだけBrasspire Unicornのコスパが素晴らしいということで、ヤマハが悪いというわけではないのですが。

 

Schilke P5-4

P5-4はまさに世界標準といえるピッコロです。市場のシェア獲得率はおそらく半分以上。

名だたるプロはみんなもってるんじゃないでしょうか。

1971年に発売されて以来、アドルフハーセス、フィリップスミス、ウィントンマルサリス、モーリスアンドレも使っている。もう市場占有率は圧倒的というほかないですね。

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ただし、価格も世界のプロが使うだけあって、高い。

シルバーで70万ぐらい。ゴールドなら100万。まあ完全に予算外。ブラスパイア6本買える(笑)

でもまあここは世界標準だし、一応押さえておかないとなという気持ちで試奏。ちなみにマウスピースはコルネットシャンク7A4。

 

!!!

 

やばい、全然違う。

 

吹いた瞬間一発で恋に落ちてしまいました。

 

さすがの音質。倍音がすごくたくさん入ってる。金属的な痛さがなく芯の通った音。CDで聞いてきたのと同じ、思い描いたピッコロトランペットの音が出ます。

ああ、これだったのかあ、という感じ。音程もばっちり。

 

やっぱり「ベリリウムベル」がいいんでしょうか。

シルキーのトランペットのオプションモデルであり、シルキーのピッコロトランペットには標準装備のベルです。

昔はベリリウムが微量入っていたことからこの名がついたそうですが、今は薄いコパーベルのことです。

赤ベルよりもさらに密度の高い純銅を使うことで、高次の余計な倍音がカットされて、その分心地よいとこの倍音が多くなり、音に豊かさが出る。

かつ肉薄にすることで、音の軽さ、明るさを損なわない。

こうして考えると理に適ってますよね。

加工が難しく、またへこみやすい(修理しにくい?)のが問題らしいですが。

 

世界標準といわれるだけのクオリティがあるのはよくわかります。

これを吹いてしまうと、今まで吹いてきた楽器の音がすごく味気ないように感じてしまいます。

なんだろう、クラフトビールとビール系飲料のような。

 

なんでこれを吹いてしまったんだろう、他の楽器と比べてしまったんだろう…という後悔があります。

天上の甘露を味わってしまうと、もう忘れらない、戻れない。

 

ていうか、世界標準なんて言われるぐらいなら、むしろこれがあなたの買うべき「究極の普通の選択肢」では…?

 

と心の悪魔がささやきます。

 

そのたびに「予算外でしょ!」と心の天使と葛藤が…

 

あ、ちなみにSPとGP両方試奏しましたが、俺はSPの方が音が明るくて好みでした。

 

Schilke P7-4

こちらはシルキーP5-4と双璧をなすショートタイプのモデルです。

こっちも比較として試奏することに。

 

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2007年発売と比較的新しいモデルで、楽器屋の店員曰く最近はP5-4より売れてますよーとのこと。

 

その違いについては、パイパーズより、高橋敦氏と田中敏雄氏の対談から抜粋。

 

 ─ピッコロトランペットもシルキーをお使いですか?

高橋 僕は新しいP7―4と、前からあるP5―4の両方を使っています。

田中 僕も(笑)。

高橋 P5―4は華やかな音でオーケストラやブラスアンサンブルにふさわしく、P7―4はバッハなどのバロックや室内楽などにぴったりですね。

田中 まったく一緒ですね。ペトルーシュカやボレロなどオケでピッコロを使うとなるとP5―4、その方が音が立つというか強くなる。P5―4はオケのサウンドの上に楽に乗っかれるので、とても楽に吹けます。逆にソロとかバッハのカンタータなどでは、より音が柔らかいP7―4を使っています。

https://www.pipers.co.jp/sample/company/schilke1.html

 

 

ちなみに俺の友人曰く「どっちかを買ったらもう片方も絶対欲しくなる」との評。

どっちもいい楽器で優劣つけ難いってことでしょうか。

 

マウスピースはコルネットシャンク11AXで試奏。

P5-4とは別の日に別の店で吹いたし、マウスピースも違ったので正直に言うと明確な差はわからず。

こっちの方がオープンに感じるんだけど、マウスピース違ったからじゃないかなあ。

管が湾曲している分柔らかい音色、とかはわかりませんでした。

しかし変わらずシルキーの素晴らしい音色はよくわかる。たまらん。

 

見た目はなんかカワイイけど不格好というか…スタンドに置けないのも面倒くさそう。

主に見た目でP5-4の方が好み。

音は比較できなかったけど、正直シルキーはどっちもシルキーの音がしたので、音は両方好み。

 

ハンス・クロマト ピッコロトランペット(型番不明)

これは友人に吹かせてもらいました。トランペットシャンクのみ、14A4aで演奏。

この時はもうシルキーにご執心だったため、正直あんまり記憶にない…(笑)

ヤマハのYTR-9835に似てるかなあ、やっぱりシルキーだなーと思った記憶しかない。

値段も同じぐらいなのかな?確か40万ぐらいって言ってたような。

シルキーがなくて金があれば、YTR-9835とこれで選ぼうとしてたかも。

 

番外編

Schagerl Model Berlin

さすがのシャーゲル。

ロータリーの音色の豊潤な柔らかさ、見た目の美しさはすごいですね。

ただしトランペットシャンクしかばいのが玉に瑕。

ロータリーピッコロ、もといヨーロッパ圏はトランペットシャンクが普通のようで、コルネットシャンクはあまりないそう。

 

音は柔らかくていいんですけどねー、コルネットシャンクの音の柔らかさが好きなんですよねー。

ロータリーの方は暖かい音色、という感じで、シルキーは明るいけど上品な音色、という感じ。

でもバロックとか吹くならシルキーに負けず劣らずこっちもありだと思います。

 

Willenberg Modell “DAH”

縦で持てるロータリー。ガンシュホーンみたいで珍しいです。

ストロークがピストンの半分ぐらいの感覚で、押したらすぐに音が変わります。

トリルがしやすいロータリーピッコロ、という触れ込みみたいですね。

ロータリーなだけあって、音の切り替わり自体もスムーズ。

音色もやはりロータリーらしい、柔らかめの音色でした。

ただし音程感が微妙。特に4番に問題ありで、自分が吹いた楽器は管を全入れしても1+3番管に比べてまだ少し低い感じでした。

 

他にもストンビとかセルマーがメジャーどころで、試奏すべきとも思いましたが、楽器屋においてあるのを見つけられず…

ていうか、その予算があるならシルキー!それか当初の予算通りでブラスパイア、の二択に絞られていました。

 

そしてここから、予算や自分の気持ちと闘いながら購入に向かっていきます。

 

次回、葛藤・購入編。