隆の導火線

隆の導火線

ほとんどトランペットかロードバイク、料理の話。

ブルベに出てSRを目指す

ロードバイクを楽しんで、「もっと走れるようになりたい」となると、大きく分けて2つの選択肢になるかと思います。

 

  • レースに出て上位を目指す(より早く)
  • ロングライドでいろんなところに行きたい(より遠く)

 

そうつまり、速度か距離か。

当然それらの中でも細分化されていくわけですが、今回は「より遠く」の話。

 

ロードバイクを買ってからというもの、とにかく自転車で遠出をしました。

秩父奥多摩、箱根などなど…

 

で、そんなときにインターネットでいろいろ調べていると、ブルベというものがあることを知ります。

調べてみると…

 

ブルベとは、指定されたコース(200km以上)を規定時間内に自転車で完走すると認定が受けられる、長距離サイクリングイベントのこと。

レースや競技ではなく、サポートもなく、天気も関係ない中で公道を走るため、すべて自己責任で完結するサイクリストのみが参加できる。

ブルベの中でもBRMはACPというフランスの団体の認定を受けることができ、同一年度に同じ年に200、300、400、600kmを認定された人はシューペル・ランドヌール(SR。英語ではスーパーランドナー)として讃えられる。

そして、SRの資格を有する者は、4年に一度開催されるBRMの最高峰、パリ・ブレスト・パリ(フランス、1200km)への参加権が与えられる。

 

 なにこれ。

200kmが最低ラインって…

 

でも、スーパーランドナーの称号、ってかっこいい。

長距離サイクリストの最高峰っぽい称号であこがれる。

よし、来年取ろう!

 

…と思ったのが昨年2015年の秋頃。

そして、今年から参加が始まりました。

 

装備を整える

ブルベに参加するためには、普通に自転車に乗るよりも装備を充実させないといけません。

参加資格もあるし、それ以外に必要なものもあります。

 

まず、規定されている必要品で特徴的なのが、反射ベスト。

 

 

工事現場の人が来てるやつです。

自転車の人は、ブルベ以外で来ている人を見たことがありません。

なので、これを着ているサイクリストを見かけたら、ほぼ間違いなくブルベをしています。 

 

続いてライト。

前照灯はメインのCateye Volt300があったんですが、2灯以上がルールなんですね。d

左右対称にもしたかったし、安いライトを買いました。

 

ジェントス 懐中電灯 閃 355 【明るさ100ルーメン/実用点灯10時間】 SG-355B

ジェントス 懐中電灯 閃 355 【明るさ100ルーメン/実用点灯10時間】 SG-355B

 

 

それなりに明るい。

乾電池で動く。

安い。

 

ということで、ブルベでは比較的定番のものらしいです。

左右対称にしたかったのでこれを二つ買いました。

これで3灯。

 

リアライト(赤いやつ)も必要です。

もともと点滅するやつがついていたんですが、点滅はダメということで点灯できるのを買い増し。

ヘルメット用リアライトも別に必要ということで、安いやつ買いました。 

 

それから、夜通しで走ることもあるので、手元が見えるヘルメットライトも買いました。

 

 

ライトだけで、ヘルメット+前照灯×3+リアライト×2+ヘルメットリアライト

7つもライトが…

これで割と普通ぐらいでした。リアライトは少ない方だったかも。

 

それからバッグね。

定番はオルトリーブのサドルバッグLサイズらしい。

たくさん入って、なおかつ防水なので便利とか。

 

ORTLIEB(オルトリーブ) サドルバッグ L スレート

ORTLIEB(オルトリーブ) サドルバッグ L スレート

 

 

サドルバッグてのは自転車のサドルの下後方に取り付けるバッグね。

リュックは背中が蒸れるし、肩や腰に痛みが来る人も多いらしい。

でも俺はクロスバイク買ったときからずっとリュックで走り回ってたし、まる一日以上背負っていても体が痛くなったことはない。

…ということで、節約のため買いませんでした。

しかし実際、リュックの人なんて5%未満だったと思いますね…

 

それから大事といわれるのが、雨対策。

ブルベ、というか自転車全般は途中で雨が降っても走るので、雨対策が必要です。

ゴアテックスを使ったレインウェアが様々なメーカーから出ていますが、いかんせん高い。

上下3万は普通に超えます。

 

これは 色々悩んだ結果、バイク用のレインウェアを買うことに。

 

 

こっちは1万円しません。

ただ、自転車用みたいに小型軽量、タイトフィットではありません。

まあ、速度気にして走るわけじゃないのでいいか…

 

そして一番の問題となるのが、地図。

ブルベは決められた公道上のルートをノーサポートで走るイベントなので、事前にキューシートというルート情報が渡されます。

 

これを見て走れ、と。

殆どの人が、これを見ながら同時に、事前にルート登録しておいたGPS地図をナビにして走っているっぽいです。

GPS使ってない人まだ見たことありません。

 

しかしGPS買う金がないし、スマホは使いにくい…

ええい、GPSはなしだ!

 

サイクルコンピューターに表示されている距離だけを頼りに、キューシートで交差点を見つけていきます。

結論ですが、事前にGoogleストリートビューで予習しておけばなんとかなるもんですね。

これまで道を間違えたのは3回ぐらいです。

 

しかし、GPSがないにしても、キューシートをどうやって見ながら走るか、というのがまた課題になります。

多くの人が工夫を凝らすポイントらしく、かなり調査しました。

 

結果、スマホにキューシートを表示することに。

http://sougendehunya-zzz.asablo.jp/blog/2013/02/22/6727975

 

上記を参考に、キューシートをスマホで表示しやすいようにして、機内モードで電池の持ちを上げて自転車のハンドルに括り付けています。

スマホホルダーは1,000円ぐらいで売ってるしね。

結局スマホは使っていますが、この使い方が一番よかったです。

 

これらの投資だけで結構かかっている気がする…

特にライトがね、これでも安い方なんだけどね。

 

年末にガーッとアマゾンで一通り買い揃えて、エントリーを始めることにしました! 

 できれば夏に入るまでにスーパーランドナー取得したい。

 

だいたい300km近くまでなら走ったことがあったので、400km以上が未知の世界。

600kmって頭悪いんじゃないんだろうか…

 

いや、ここは勢いで行ってきます!

 

さて、続きはまた次回。