隆の導火線

隆の導火線

ほとんどトランペットかロードバイク、料理の話。

おじさんの苦労


音をとるって難しいんだね…


ウインドの春合宿には、2つの目的があります。
まず、オリエンで新入生に聴かせる演奏の練習。
それから、それぞれアンサンブルを組んで練習、発表。


今日は後者についての話です。
パートでアンサンブルを組むのはもちろんのことですが、今回(と入ってもまだ先の話だけど)は1男で金管5重奏をやろう、って事になったんです。
そこで曲を考える。
何かインパクトの強い、ってか楽しそうなの…


そこでエムパイヤ・ブラスです!
俺の心の師であるロルフ・スメドヴィックがトップを吹く世界でも屈指のクインテッドです。
高校時代も、「だったん人の踊り」をはじめとして、ショスタコの「祝典序曲」やフォーレの「パヴァーヌ」なんかもそのエムパイヤ仕様でやりました。


このアンサンブル、楽しいには楽しいのですが、時には超絶技巧…ってか学生向けじゃない。
それでもまぁ、ようはチャレンジ精神ですよ。
やってやろうじゃないか、と。


そして今回はバーンスタインの「キャンディード序曲」。
今回の冬定でやる曲を春合宿でやって調子乗っちゃおう、って計画です。


いやぁ、ラッパが辛いの何の。
う〜む、果たして1曲持つのかどうか(´・ω・`)
そこは相方がハイトーン出るしスタミナもあるようなのでハッスルしてもらいます(笑)


それよりも大変なのが。
楽譜作りですよ。
何せこのエンパイア・ブラス、楽譜が売ってない。


じゃあ高校時代はどうしてたんだ?っていうとですね、おじさんが作ってくれてたんです。
一応、オケやら吹奏楽のスコアならありますから、そこから聴いて吹くべきパートを抜き出してアンサンブル用のスコアを作ってくれてたんですね。
今までは。
おじさんがいないこのサークルでは、自分がやるしかありません。


いやぁ難しいのなんのって。
俺、耳がいいわけじゃないから、誰がどんなこと吹いてんのか時々聞き取れない。
聞き取れたとして、その音程が分からない。


これは苦戦しそうです。
ってかおじさん、よく今までこんなのやってくれてたなぁ。
彼の苦労がようやく分かった気がします。


ならば俺も頑張らねば!
年末年始はこれで明かしそうです(笑)