隆の導火線

隆の導火線

ほとんどトランペットかロードバイク、料理の話。

おすすめ調理器具シリーズ

料理を初めて、いろいろとのめりこんでいる話です。

 

食材もスパイスやら生ハムやらいろいろ買っていますが、調理器具も結構充実しています。

こんなのも持ってるの!?と周りの人に言われたりしますし、使用頻度が少ないものもありますが、今まで自分で使って良いと思ったものをまとめようと思います。

 

いくつかあるとは思うので、一応シリーズ第一弾ということで。

気が向いたら続けます。

 

第一弾:バーナー

 

いつだったか忘れましたが、居酒屋で炙り〆鯖を食べて感動しました。

 

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引用元:炙り〆鯖 - フードプロデューサーhayashi(林勝)はやしまさる

 

なんだこれ…

香ばしくて、皮の油が少しとろけて、香りが強くなって断然うまい!

 

しかもこのときは、店員さんが席に持ってきたときに目の前で炙ってくれたんですね。

 

イワタニ クッキングバーナー CJ CB-TC-CJ

イワタニ クッキングバーナー CJ CB-TC-CJ

 

 

あれ、意外と安い…?

もうAmazonで即購入ですよ。

 

家に帰って、やっすいノルウェー産塩サバを買ってきて、酢に塩とか砂糖とか溶かしたやつに浸けて〆鯖を作って待つこと1日。

すぐにバーナーが届きました。

店にあるのと同じような炙り〆鯖が、簡単に作れました。

 

他にも、だいたいつまみ系も炙れば香ばしくなっておいしくなることもわかりました。

チーズとか牛タンとかね。

とりあえず燃えない程度に炙っとけ、的な。

 

最近は、焼きみそごはんがとても良いです。

 

甘辛でおいしい、新潟名物の神楽南蛮味噌を茶碗のご飯に塗りたくり、この表面を炙ります。

 

焼きみそおにぎり風に!

これはうまい!

 

おすすめです。

バーベキューにもっていけば、火付けのヒーローになれるかも…?

トランペットのマウスピース遍歴を振り返る

先日、トランペットとコルネットのマウスピースを買いました。

(たぶん)11本目にあたるマウスピースですが、こうなった経緯について少し振り返ってみようと思います。

 

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Bach 7C(13歳~)

誰でも最初に渡されるマウスピースです。

なんの疑問も持たない頃に吹いていたもので、Bachの中でもオールラウンダーモデルとして位置付けられているものです。

 

Bach 5C(14歳~)

吹奏楽部で楽器を吹いていると、ステップアップと称して重く、大きくなっていくのは往々にあることです。

木管楽器ならリードを硬く、金管楽器ならリム径を大きく、という具合に。

 

俺もその一人でした。

そろそろ7Cの次のステップ、ということで3Cと5Cを吹き比べて、差の少ない5Cを選びました。

 

Bach 3C(15歳~)

そして次のステップ。

もっと豊かな音が欲しい、良く鳴る大きなカップのマウスピース。

大辛のラーメンを制覇したら次は激辛を食べたくなるようなもの。

え、違う?

まあそんな感じで、このときは迷いなく3Cだけで5本ぐらい用意してもらって、違うような違わないような個体差の中から1本を選びました。

 

Bachメガトーン 1D(16歳~)

中学生から高校生になり、だんだん楽器が吹けるようになってくると、トランペットあるあるとしては高い音に憧れるようになります。

 

で、浅いマウスピースが気になってくる。

しかし浅いマウスピースはどうにも音が薄く、(吹奏楽的には)いい音色とはいい難い。

だから径がさらに大きい最大の1番で、浅いDカップを。

そしてメガトーンはバックボア(細い部分)も太いため、ものすごくたくさんの息が入ります。

 

高い音が出るのに、息が詰まらずたくさん入る!と感動し、これを買いました。

しかし、すぐに後悔して数か月で買い替えることになります。

 

ここが自分のマウスピース選びの折り返し地点。

ここまでは大きく、豊かに、散らかる方向に行ってたのが、ここからは小さくまとまる方向にシフトしていきます。

 

Bach 1 1/4C(16歳~)

メガトーン1Dを試奏していた時はあんなに良かったのに、いざ使っているとすごくいまいちでした。

リムが薄いうえに径が大きすぎて、すぐにバテる。

バックボアが太すぎて、音が開き汚くまとまらない。

 

試奏程度の味見ではよくわからない、ということが身に染みてわかりました。

 

そこで、リム径を小さくしてカップを深くした1 1/4Cにしました。

あとから知りましたが、結構オケなんかじゃ好んで使われるマウスピースだそうです。

Bach 1Cや1 1/2Cよりも落ち着いた音色があって、他のトランぺッターと合わせやすいことから選びました。

しかし、落ち着いていながらもかなり明るい音が出ます。3Cより明るい音になっているけれども、1Cほど暴れることがない、コントローラブルなマウスピースでした。

 

Bach 2C(GP)(19歳~)

大学に入って吹奏楽サークルに入ると、高校の時と雰囲気が違うことに気が付きます。

男女いるからか、全体の雰囲気かはわかりませんが、高校の時と比較して大学の方が音が良く混ざっています。悪く言えば個性や主張が弱い。

 

そんな環境の中では、1 1/4Cは少し浮く、という認識になってきたため、更におとなしい方向にもっていくことにしました。

ここで選んだBach 2Cは、まさに3Cと1 1/4Cの間という感じ。明るすぎず、明るくなさすぎず。

そしてこのときは金メッキ(ゴールドプレート、GP)も比較してみたんですが、GPの方が明るさを保ったまま、まろやかさが足された感じ。

これだ!と思って、2Cを即買いしました。

 

自分にとっては非常にいいマウスピースでした。

10年使ったし、先日別のを買ったけど、ソロとかオケなら今でも2Cを使いたいですね。

 

Bach 5C(29歳~)

そして先日買ったのが5C。

中学生の時に買ったはずなんですが、全く見当たらず結局新しく購入しました。

 

今ではOBバンドが吹奏楽の主戦場ですが、更にみんなが落ち着いた(体力が落ちた?)気がします。

なんか、2Cでも浮いているような気がする…

 

また、自分の価値観が変わったのも大きいです。

 

これまでは、自分らしい、トランペットらしい音色を第一に考えていました。

空高くからどこまでも遠くへ鳴り響く輝かしい音色。イメージはオレンジ~黄色~銀色。

全ての楽器の一段上にいるような、主人公的な、支配的な、そんなイメージでした。

 

それが最近では、音色の溶け込みへの重視が年々強くなっているように感じています。

明るさを残しつつ、まろやかでいて耳触りのいい音色。

力強く芯のある、気高いファンファーレと、女性の指のようなしなやかさを使い分けたい。

 

そう思って、もっとまろやかな音色を出せるマウスピースを考えました。

 

やはり小さいリム径。

3CはUカップのキャラクターが強く、どうしても底抜けの明るさが2Cと近いものを感じさせました。

 

その点5C。

まろやかさが足されつつも、明るさが残る、しなやかな音色になりました。

しかも、リム径が小さい分、体力も長持ちしやすい。

2Cと比較して、音量、高い音の出やすさ、跳躍のコントロール性は犠牲になりましたが、正直今の自分にはそこは少し余分に持っていると思っていたので、少しぐらいの犠牲は構いませんでした。

 

思えば、これまでオールラウンダーと口酸っぱく書いてきた割に、結構オケよりなマウスピースを使っていたと思います。

より吹奏楽らしいオールラウンダーな、バランスの取れた音に近づいたんじゃないでしょうか。

明るさは少し抑えて、大人な音になったと思います。

 

他にもトランペットやコルネットのマウスピースはいくつか持っているので、またまとめてみようと思います。

そんなに趣味ばっかりやって、休日疲れないの?

社会人になってからは、周りの人から趣味人間と言われます。

自分でもそう思います。

 

休日はだいたい数か月先までほとんど埋まっているし、残りもなんだかんだ活動的に生きてます。

日曜日は飲み会多いし、月曜日の午前中は仕事が(二日酔いで)しんどいことが多々あります。

 

これをいうとですね、周りの人に良く聞かれるわけですよ。

 

「そんなに趣味ばっかりやって、休日疲れないの?」と。

 

休日は疲れますよ。

で、平日に回復するんじゃないですか。

また休日に遊ぶためにね。

だから、金曜日が一番元気に仕事してます。

 

これ、趣味を精一杯やっている人には理解してもらいやすいです。

 

休日のために平日があり、平日のために休日がある。

趣味のために仕事をして、仕事のために趣味をする。

 

 

仕事しかしてない人にはわからんだろうなあ。

ワーク・ライフ・バランスってやつですよ。

 

体が疲れる休日でも、リフレッシュしてやる気が出れば、平日も頑張れるというものです。

楽しい土日のためならば、平日頑張る気になるというものです。

 

人生を楽しむためには、仕事も趣味も、どっちも大事だと思います。

…そう考えると、趣味を仕事にした人はどう考えているのか聞いてみたくなりますね。

ロードバイクで勝ちを狙う

ロードバイクを買うときに考えていたのは、真面目な体育会系になることでした。

これまで文化系一本だったので、一生に一度は体育会系にジョブチェンジしておかないとな、と。

 

で、自分にとって真面目な体育会系とは何かな、と考えてみた。 

これまで、音楽をやってきて得られなかった感覚が欲しい、というところから導き出された結論は、「体を使って人との競争に勝つ」ことでした。

 

俺にとって、音楽は自分との戦いだと思っています。

自分の理想とする演奏を思い描いて、それを極めるために努力する。

これまで、自分とはよく戦ってきたと思います。

甘いこともあるけど、大事な時には頑張れる自分になれている…んじゃないかと思います。

 

まあ、コンクールという音楽の競争もあるけど、ほとんど出たことないし、嫌いなんです。

音楽を人と争うツールにしたくない。

コンクールは演奏に点数がつけられてそれを競うわけですが、点数は主観的な判断、究極的に言ってしまえば審査員の好みで決まるわけですよ。

「一般的に優れた音楽」はあってもいいとは思いますが、そこに向かっても楽しくないんじゃない?

音楽はもっと自由に自分を表現するものだと思う。

「みんな違って、みんな良い」ってスタンスで、自分に厳しくやるのがいいんじゃないかと思っています。

 

でも、スポーツはそうはいかないですよね。

タイムか、得点か。

確実に客観的な指標で優劣がつく。

みんな違って、みんなが一次元の指標のもとに並べ替えられる。

 

そこには、誰かとの上下関係が確実にあります。

そして、その誰かに勝つために知恵と戦略を絞って戦う。

それが自分の得てこなかった感覚だと思いました。

 

そういう要素が少ないスポーツも多いとは思います。

つまり、誰かとの勝敗よりも、自分との戦いが主眼に置かれるスポーツです。

例えばマラソンとかの陸上競技ね。

 

マラソンに似ているけれども、ロードバイクはそうじゃない競技が多いです。

ロードバイクは速度が速いため、風の抵抗がマラソンに比べてはるかに大きい。

だから、集団走行という概念が基本的にあり、その中での戦略が大事になってきます。

 

集団での位置取り、前を先行して集団をコントロールするか、集団の後ろで体力を温存するか。

アタック、集団を抜け出す。ブリッジ、抜け出た人についていく。

自分の得意なフィールドはどこか、相手の苦手なところは。

 

戦略の中で、相手を倒してみたい。

できれば表彰台にも立ってみたい。

 

それが、自分の目標です。

 

 

ちなみに、球技や格闘技の方がダイレクトに相手と戦えるな…とも自分で思ったんですが。

自転車は一人で練習できるのがポイント高いです。

球技は練習できるシチュエーションが限られていて、今から初めて表彰台を目指すのは難しい。

 

そういう意味で、時間さえあれば練習できるロードバイクは、大人の趣味にもってこいです。

 

さあ、自分はどこまで行けるのか。

考えるとわくわくします。

ロングライドと座禅は似ている

サイクリングロード=禅堂

ロングライドで特にサイクリングロードを走っていると、すごく退屈になります。

場合によっては50km以上、変わらない景色の中を走ることになります。

この精神と時の部屋に入ったかのような長い時間は、俺の中では結構有効に使えていると思っています。

 

一つには、哲学的な考え事。

「宗教とは何か」とか、「なぜ自分は自転車に乗るのか」とか、「自転車に乗り続けているとどうなるのか」とか、「楽器演奏と自転車の相違点」とか、「仕事の進め方」とか考えていたりします。

結構はかどります。

 

もう一つが、無心になる事です。

主にペダリングについてずっと考えることにしているのですが、あまり細かいことは考えず、ただただクランクを回すことだけを考えて自転車を漕ぎます。

そうすると、途中で無心でひたすら漕いでいる状態になる事があります。

特に上に書いたような考え事とか、「疲れた」とか「いつまで走るのかな」なんてのさえ思い浮かばない時間です。

 

これが、とても座禅に似ていると思うのです。

俺は中高と某仏教系の学校に通っていましたが、そこでは座禅の授業もありました。

 

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禅堂(座禅するためだけの部屋)で座禅をしている間は、無心になる時間を一瞬でもいいから作れ、と言われます。

高校生の頃はよくわからなかったので、ほとんどは頭の中で音楽をかけていましたが。

時々気が向いて「無心の時間」を作ろうとすると、これがまた難しい。

「無心にならないと」とか、「うーん」とか、そんなよくわからんことを頭の中で考えてしまって、「何も考えていない状態」は一瞬しかなる事ができませんでした。

 

只管打坐

他の宗派をよく知りませんが、中高の宗派だった曹洞宗には只管打坐(しかんたざ)という言葉があります。

漢文的に解釈すると、ただ只管(ひたすら)に坐禅に打ちこむ、というところでしょうか。

 

だからなんだよ、って感じですが、これこそが座禅の本質なんですね。

「無我の境地」を目指すわけです。

座るために座る、自分が座禅そのものになる、俗世から離れる、とかいろんな言葉にできますかね。個人的には「ただひたすらに」という響きが好きです。

 

で、自転車に話を戻すと、特にサイクリングロードで自転車を漕いでいるとき、無心になる事があります。

その時、考え事は全くせず、ただひたすらに漕ぐために漕いでいます。

自分がペダリングそのものになっているというか、体も感覚も自分のものでないような感じがしてくるというか。

体が痛かったりするのも忘れて、意外なほど速いスピードが出ていたりします。

 

名づけるなら、只管打坐をもじって只管打漕というところでしょうか。

これが意外とできた後に達成感を感じます。

ああ、没頭したなあ。みたいな。

 

只管打漕がたどり着くところ

座禅や自転車の上でその状態になっているとき、自分はどうなっているのか。

それはすなわち、無意識の集中状態だと思います。

 

このレベルを極めていくと、スポーツでは「ゾーン」、仏教では「無我の境地」という状態になるんじゃないかと思っています。

 

ちなみにゾーンとは、ネットで調べると「超集中状態」とあります。

試合中とかに「集中だ!」って思っているときは、まだ集中しきれていないわけです。

もっとその先の世界では雑念はすべて消え、時間の感覚があいまいになって、無意識に体が動き、高いパフォーマンスが出せる状態になってきます。

「無我夢中」「火事場の馬鹿力」というのもかなり近い概念かと思います。

 

ちなみにプロのスポーツ選手は、この無意識の状態に意識的に入れるそうです。

それを引き出すトリガーとしてよく言われるのが、「ルーティーン」ってやつですね。

いつもと同じ動作をすることで、ゾーンへと自分を誘導する。すると、最大限のパフォーマンスが出せるというものです。

 

意外と音楽でもあるものです。

特に、吹奏楽の演奏会で何度かなったことがあります。

緊張するソロのシーン、演奏会のクライマックスのシーン。

一瞬が長時間に引き伸ばされて、感覚が延長されて周りの情報がたくさん入ってくるような状態。

周りで誰がどんな音を出していて、ホールの向こうにいるお客さんの顔が判って、隣で吹いている人が次にどんな息を吸うかわかる。そんな時間です。

「全能感」や「場の支配感」にも近いものを感じますが、これを感じるととても多幸感や達成感を感じることができます。

 

また、受験勉強の時にも時々なる事がありました。

割と勉強中にゾーンを(それと意識していなくても)感じる人は多いと思いますが、集中しすぎて、聞いていたはずの音楽もいつの間にか終わっていたり、あっという間に時間が過ぎているような感覚です。

テストの時なんかは割と入りやすいですよね。

 

この状態に自分で入れるようにするのは、いろいろなところで役に立つと思います。

例えばレースでもゾーンに入れれば、いつも以上の力で走れると思います。

仕事でも、勉強でも、音楽でも。ここぞというときに使える武器に持っておけたらいいなと思うのです。

 

そのための、只管打漕の練習。

自転車は没頭するのに結構向いているんじゃないかと思っています。

ロードバイクは金がかかる趣味か

あれ、結構お金使ってる…

クロスバイクを買ってから半年後にロードバイクを買い、そこから1年。

ロードバイク関連で結構資金を投入しています。

 

自転車本体、ウェア、パーツ類など。

パーツはグレードアップしようと思えばいくらでもできるし、気になる人はどんどん金をかけます。

 

それから、イベント参加費、宿泊費、遠征費。

レースはだいたい1万円未満ぐらい。交通費は場所にもよるけど、0~3万円。殆どが1万円未満。

宿泊すると高くつくことが多い。一人なら漫画喫茶とか行っちゃうけど。

離島だとフェリー費、遠方だと車代高速代、あるいは新幹線代。ほぼほぼ旅行+自転車といった感じでしょうか。

 

俺のこの1年、細かい内訳は以下の通り。

 

機材・装備編

ロードバイク購入時(2015年夏)

ロードバイク一式…24万円

・夏用ウェア上下2着(チームジャージとナリニ)、グローブ…2万円

・前後ライト…合計1万円

・シューズ…1.5万円

・心拍も測定できるキャットアイサイクルコンピューター…2万円

秋用ウェア編(2015年秋)

・秋用グローブ…0.5万円

ロードバイク用ウインドブレーカー…1万円

ポタリング用ウェア2着…1.5万円

・サイクル用ハーフパンツ…1万円

冬用ウェア編(2015年冬)

・冬用ウェア上下…合計3万円

・冬用グローブ、シューズカバー…合計1万円

ウェア今年編(2016年)

・春用ウェア上下(パールイズミ)…1万円

・夏用ウェア上下(レリック)…2万円

・夏用グローブ…0.5万円

ブルベ装備編(2015年末)

補助用ライト×4(フロント2リア1ヘルメット1)…1万円

反射ベスト…0.5万円

(自転車用は高いので)バイク用レインウェア…1万円

消耗品編

交換用タイヤ4本…2万円

シューズが壊れたので買い替え…1.5万円

シューズのクリート3個…0.5万円

グレードアップ編(2016年)

室内練習用ローラー台…5万円

憧れのサイコンGarmin Edge520…5万円

点検費用編

整備用の専用工具10種類ぐらい…1万円未満

先月初めてのオーバーホール…3.5万円

その他

こまごまとパーツとか…覚えていないけど10万円近く使ってる気がする…

 

活動費編

2015年

・レース参加費(2回)…2万円

・交通費(2回)…1万円

・伊豆への合宿費(宿泊、交通費)…1.5万円

2016年

レース参加費(6回)…6万円

交通費(6回)…2万円

佐渡ロングライド参加費…1万円

佐渡への交通費、宿泊費…4万円

長野(渋峠)合宿費(宿泊、交通費)…2万円

伊豆大島合宿費(宿泊、交通費)…2.5万円

ブルベ参加費(4回)…1万円

 

記憶の限りでこんなところかな。

 

合計…86万円

自転車本体…24万円

パーツ、消耗品…20万円

点検整備…4.5万円

ウェア…14.5万円

活動費…23万円

 

実際は書いていないものも含めればおよそ100万円といったところでしょうか。

 

書いていて思ったのは、意外とウェアが高い!ということです。

あのピチピチのサイクルジャージ、上下で1~5万円ぐらいするんです。

そして、気温ごとに服装が変わるため、夏用冬用だとかインナーだとかも結構かかってます。

 

それから活動費!

レースに出ると、1回1万円近くするのはそうですが、交通費もそれなりにかかります。

レースではなかったですが、佐渡ロングライドは車+高速道路+船という交通費のため、1回でだいたい5万円ぐらい。

チームも最近は合宿で遠出したい人が多いため、遠方の宿泊付き合宿はわりとかかってます。

 

これは金をかけている方なんでしょうか。

多分、月に1回程度レースに出ている6人のチームの中では平均か少ないぐらいだと思います。

他の人は自転車とかホイールを複数持っていたりするしね(本番用と練習用または予備)。

 

そして、これだけかける必要があるのか、という話ですが。

活動内容によると思います。

 

自分はレース等のイベントにも月1以上で参加していますが、これだけ活動している人の中では機材に金をかけずにケチっている方だと思います。

また、周りで車を持っている人は車で練習しやすいポイントまで自転車を運んだりもするので、交通費もかかると思いますが、自分はかけていない方だと思っています。

つまり、ケチるとこはケチってこれだよ、ということです。

一方、ウェアは割と潤沢にありますし、グレードアップもお金を使ったり(ゴニョゴニョ

 

一方で、もっと安く上がる人がボリュームゾーンだと思います。

「基本的には家出発のサイクリングで健康志向。レースは友達と記念に年1,2回。ピチピチの服なんてほとんど着ないし、自転車乗るために遠征なんかしない」という人が一番多いのでは(と思っています)。

そんな人はほぼ初期投資だけ。レーシンググレードじゃないロードバイクに、最低限の投資。維持費はほとんどかからず、10~20万で済むのでは。

 

 

で、タイトルに戻る。

ロードバイクは金がかかる趣味か」ということに対してですが。

 

恐らく一般的な「自転車」を 考えた場合、びっくりするほど金がかかっているのではないかと思います。

自転車一台で数十万、それに追加で金がかかってる。

ママチャリに乗る人から考えれば、たまげる値段だと思います。

自分でもウェアやら小物にこんなに金をかけるとは思っていませんでした。

  

でも、それなりにハマってるからかかるだけで、ひとつの「趣味」として考えると、そこまででもないのかな、と思います。

世の中もっとかかるものはたくさんあるし、偏差値イメージ50ってところだと思います。

 

ちなみに趣味にかかるコストの偏差値イメージ

勝手な想像です。イメージなので現実とは違う可能性大。

 

①偏差値40~45(年間10万円未満)

ランニング、フットサル、テニス、ボルダリング、ダーツ、読書、手芸

機材にほとんど金がかからず楽しめる趣味です。活動も基本的には近所。

 

②偏差値50~55(年間100万円未満)

ロードバイク、カメラ、ギター(その他楽器系)、キャンプ(アウトドア)、磯釣り、旅行(国内か海外でも安旅行がメイン)、登山(野宿とかしないやつ)、スキー、ゴルフ

それなりに機材または活動費に金がかかってきます。この辺からは、どれぐらいハマる過によってだいぶ投資額が変わるゾーンかと。

 

③偏差値60~(年間100万円以上)

登山(雪山とかいっちゃうやつ)、ダイビング(自分で機材も持ってるような人)、海外旅行(マニアックなとこも行っちゃうやつ)、バイク・自動車(ドライブ多め)、アイドル追っかけ

機材に大幅な投資が必要か、活動費も一回数十万とかかかっちゃうやつです。

 

偏差値70~(天井知らず)

芸術品集め、モーターレース、乗馬 

天井知らず感があって、ちょっとイメージ湧かない。

 

②からは多分、上を見れば天井知らず。

ハマればハマるほど、いくらでも金を吸い取られる趣味じゃないですかね。

まあ結局そういうこと。

どれだけハマるかで、どれだけ投資が必要になるかなんて変わってきます。

 

趣味なんだから、できる範囲でやりたいことをやる、これが一番です。

ただし、自転車を始めるときは、ハマるとこれぐらいかかるよ、って覚悟が必要かと(笑)

川口おめでとう

先週の土曜日は結婚式に出てきました。

 

中学、高校の頃の友達、親友といっていい存在だと思います。

俺のトランペット吹きになるきっかけになった人物です。

 

入学したとき、クラスの席順があいうえお順だったため、彼は俺の後ろの席でした。

バスケ部に入ろうと思っていた俺に「ねえ、吹奏楽部入ろうよ」と誘われたのがきっかけです。

その日の放課後、席が前後だった「かわい、かわぐち、かわち、かわむら」の4人で音楽室に行きました。

 

別に音楽には全く興味がなかった俺は、とりあえずみんなが入るなら、ということで仮入部にしました。

一番簡単そうなの、と思って、押すところが3個しかないし持ちやすそうなトランペットをその時選びました。

なんだかんだ部活にも慣れ、そのまま俺は部員になりました。

 

ちなみに、俺以外は全員そこでやめていきました(笑)

川口だけは、翌年また入ってきましたが。

 

そういえば、中学で行ったニュージーランドへの修学旅行も、川口と二人で同じホームステイ先に滞在しました。

そこからいつも4,5人でつるんで、今でも時々会っていますが、 やはりみんな大学からは変化はありますね。

 

川口もやはり、大学ではいろいろあったらしい。

よく知らないけど、少し変わったかな。

社会人になって数年たって、ミュージシャンになると上京して現在に至ります。

 

彼の奥さんは大学時代の人のようで、大学の友達に囲まれるいい結婚式でした。

なんだか、中学1年生に出会ったことを思いだして、お互い大人になっていろんな人と出会い、人生のステップを進めていくんだなあ、と感慨深くなった日でした。

 

末永くお幸せに。